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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 彫刻・絵画・工芸品など > 彫刻 > (いすみ市)松竹梅の図
縦51センチ、横220センチからなる松竹梅図2面である。「波の伊八」と謳われた武志伊八良信由の作である。松・竹・梅の構成と図柄にすぐれ、彫法・技巧ともに卓越し、肉の厚さに特色を持つ一部両面彫りである。
作者である初代伊八は、文政7年(1824)に没するまで、いま判明されただけでも50数点を遺した。主に神社・仏閣などの向拝や欄間に、装飾彫刻を施したものである。
この松竹梅図の裏面に、「彫物工 房州長狭郡打墨産 武志伊八良信由作 弟子久八 于時 文化六己己年(1809)四月吉祥日」とあり、伊八が最も習熟した58歳のときの作であることを知る。
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