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ホーム > くらし・福祉・健康 > 健康・医療 > 保健所(健康福祉センター) > 香取保健所(香取健康福祉センター) > 香取海匝地域保健医療連携・地域医療構想調整会議 > 令和5年度第3回香取海匝地域保健医療連携・地域医療構想調整会議の開催結果
令和6年3月14日(木曜日)午後1時30分から午後3時21分
オンライン(Web会議システムZoomを利用)
委員22名出席(うち1名代理出席)
管内12医療機関出席
紹介受診重点医療機関となる、基準を満たし、かつ意向を有する旭中央病院について、反対の意見等はなかったため、紹介受診重点医療機関になることで協議が整った。
医療機関毎の具体的対応方針について
資料2により医療整備課地域医療構想推進室及び島田総合病院より説明
【質疑応答】
〇会長 地域包括ケア病棟については、例えば、医師や看護師等が用立てられるようになったら、復活するといったことも検討中か。
〇島田総合病院 地域包括ケア病床の適用になる患者さんが意外と少ないということと、運営上難しいという理由で取り止めにしたので、今のところ復活させる予定はない。
公立病院経営強化プランについて
資料3により医療整備課地域医療構想推進室から説明のうえ、別紙様式により千葉県立佐原病院については病院局経営管理課から、銚子市立病院については銚子市健康づくり課から、国保匝瑳市民病院については国保匝瑳市民病院から、香取おみがわ医療センターについては香取おみがわ医療センターから、地方独立行政法人総合病院旭中央病院については地方独立行政法人総合病院旭中央病院からそれぞれ次のとおり説明。
【意見及び質疑応答】
〇委員 当医療圏では、脳卒中ネットワークを進めており、超急性期の脳卒中では、できれば血栓溶解療法や血栓回収療法カテーテルをやっていただいて、後遺症の低減に努めるということをやっている。佐原病院、銚子市立病院、香取おみがわ医療センターにおけるこういった治療の実施状況や、香取おみがわ医療センターでは急性期の心血管疾患に対応しているようであるが、心臓カテーテル、例えばステント治療等の治療が行われているのかどうかをご説明いただきたい。
〇委員 佐原病院では、心臓カテーテルはやっていない。それから脳卒中に関しては、脳神経外科医が1人いるが、カテーテルをするには1人では体制的に難しいため、現在は一次の脳卒中センターをやめており、リハビリ等も含めた、後の体制を整えている。今後については、例えば、専門医である脳神経外科医の先生がもう1人雇用できる等といったことがない限りは、機能の拡大ということは考えていない。
〇銚子市立病院 当院においても同様で、脳卒中に関しては脳神経外科医が1名しかいないため、今のところ、そういったところまでの治療については難しい状況である。簡単な部分については受けられるが、それ以上の部分の対応は、今の段階では難しい。心臓血管外科等の職員の増強については、今も考えてはいるが、なかなか、1名以上には増えてないというのが現状。なかなかカテーテルまで手が伸ばせない。
〇委員 香取おみがわ医療センターでは、心臓についてはカテーテルの検査、PCI、PPI等をやっており、おそらく件数的には300件以上やっている。アブレーション治療もやっており、今年すでに100近くやっていると思う。また、Acute Coronary Syndromeの患者さんが緊急で入って、今年50件以上やっていると思う。脳血管障害については、溶解療法や血栓回収療法等はやっていない。
地域医療構想の進捗状況について
資料4により医療整備課地域医療構想推進室から説明。意見・質問等なし。
非稼働病棟について
資料5により医療整備課医療指導班から説明、銚子市立病院より次のとおりコメント。意見・質問等なし。
〇銚子市立病院 廃止という決定に至った経緯としては、当初、全て6床室で計算した病床数を持っていたが、今後、全て4床室に変更していくという中で、どうしても開けられない病床がこれだけ出てきたというのが現状。これについては、以前から見込めていたが、開設者である銚子市の方で返還されなかったということで、当院としては当初からすべて4床室でいくということでお願いしていた。計画どおり、全病棟を開けて運営していく中で、どうしても病床確保できない部分を返還するものである。
地区診断及び今後の協議事項について
資料6により医療整備課地域医療構想推進室から、資料7により地域医療構想アドバイザーから説明。
【意見及び質疑応答】
〇会長 この地域の人口は、将来的に大幅に減るということで、特に小児人口の減少はすでに始まっている。その中で、小児の入院に関して、旭中央病院への集約化が進んでるということで、小児医療に関して、今後についても含めて、旭中央病院からコメントをいただきたい。
〇(委員) 小児人口の減少に関するグラフが出ていたが、小児・周産期の患者さんは、現状かなり減ってきており、他の疾患に比べても明らかに減っている。周産期については、これから携わる医師不足もあるが、患者さんを集めることの方が大変だと思っている。当院は、広域型の基幹病院であるので、医療の質を確保するため、設備投資を相当しており、これで維持できるのだろうかということが一番心配である。小児・周産期についても、やはり人口減の影響が明らかに多くなってきているというのが実情であり、これから先を考えると、病院運営上かなり問題が出てくる。この医療圏だけで解決できることではなくて、元々、小児・周産期は2つ以上の医療圏あるいは、全県で協力してやらなければいけないとなっている。
診療所の管理者の常勤について
資料8により海匝保健所から説明。
圏内各病院における診療実績に関する情報共有化事業について
資料9により旭中央病院から説明。
香取郡市病院長会議について
資料10により地域医療構想アドバイザーから説明。
ア~ウ、いずれも意見・質疑等なし。
資料2 医療機関毎の具体的対応方針について(PDF:2,018.8KB)
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資料3 公立病院経営強化プランについて(PDF:5,116.9KB)
(ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)
資料4 地域医療構想の進捗状況について(PDF:2,941.5KB)
(ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)
資料7 千葉県の医療、地域の実情(地区診断)(PDF:5,188.6KB)
(ファイルサイズが大きいため閲覧の際はご注意ください。)
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