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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 創業・事業展開支援 > 創業・ベンチャー支援 > 県の創業支援 > ちば起業家育成事業 > 2024ちば起業家育成プログラム小中学生編第1弾(体験先企業:成田国際空港株式会社・株式会社みなも)
更新日:令和6(2024)年10月11日
ページ番号:701474
千葉県では、これからの社会を担っていく小学生・中学生を対象に、アントレプレナーシップ向上を支援するとともに、起業機運の醸成を図るため、起業家育成プログラム小中学生編を実施しました。
令和6年度の第1弾の取組として、成田国際空港株式会社及び株式会社みなもに御協力をいただき、「空港周辺が盛り上がる食のビジネスを考えよう!」をミッションとするプログラムを実施しました。
小学4年生から中学3年生までの26名
まず、会社・起業について学ぶために、起業についてのクイズ大会を実施。起業の流れを学ぶとともに、定款を作成するプロセスを体験しました。
その後、参加者は、チーム(模擬会社)ごとに分かれ活動を開始。
成田国際空港株式会社の社員の方から、成田国際空港の歴史や、「成田国際空港があることによって地域に好影響を与えたい」との考え方について説明を受けるとともに、「地域の人々にとって、地元が特別な場所になる食ビジネスを創造してほしい」との依頼を受けました。
また、成田国際空港のことを知るために、成田国際空港についての説明を受けながら、成田国際空港内を巡る空港ツアーを実施。成田国際空港の規模の大きさなどを実感しました。
また、ツアーの最後には、航空科学博物館に行き、食ビジネスを実施する想定場所である航空科学博物館の広場を確認しました。
まず、各チームの会社名を決めるとともに、それぞれがコイン(模擬金銭)を出資し、模擬株式会社を立ち上げるとともに、全員が代表取締役に就任しました。
その後、株式会社みなもの副社長から、テーマである食ビジネスについてアドバイスを受けました。
また、会場にて、成田国際空港株式会社の社員の方へのインタビューを実施。成田国際空港や成田市周辺についての知識、成田国際空港で働く人の考えなどを学びました。
その後、各社は初日に成田国際空港株式会社から提示を受けたテーマを踏まえたアイデアの検討を行いました。
2日目に引き続き、検討するアイデアの深度化を図るため、模造紙や付箋を駆使しながら、チーム内で議論を深めました。
午後はカベウチの時間。「地域の人々にとって、地元が特別な場所になる食ビジネス」という検討テーマを提示していただいた成田国際空港株式会社の社員の方や株式会社みなもの副社長に、自分たちのプランを説明しました。
その後、成田国際空港株式会社の社員の方や株式会社みなもの副社長からのフィードバックを踏まえ、各模擬会社は検討を進めました。
また、空港内でフィールドワークを実施し、成田国際空港内にある各店舗などを実際に見ることで、成田国際空港の知識やイメージを更に深めました。
3日目に引き続き、検討するアイデアの深度化を図るため、模造紙や付箋を駆使しながら、チーム内で議論を深めました。また、他のチームのメンターからも意見を聞き、アイデアのブラッシュアップに努めました。
午後は最終発表前の最後のカベウチを実施。成田国際空港株式会社の社員の方や株式会社みなもの副社長に、ブラッシュアップしたプランを説明しました。
その後、最終カベウチでいただいた意見を踏まえ、各模擬会社は5日目の最終発表に向けてアイデアの最終検討・発表準備を進めました。
また、アイデアの最終検討に当たって、成田国際空港株式会社の社員の方にも積極的に意見を聞き、アイデアの更なるブラッシュアップに努めました。
最終日となる5日目は、各模擬会社が検討を進めてきたビジネスアイデアを発表しました。
最終発表会は、以下のフォーマットで行いました。
模擬会社名 | 企画コンセプト |
---|---|
デリシャスマイル株式会社 | 飛行機を見ながら外国のアイスを食べられるキッチンカー |
フードピア株式会社 | オリジナルスムージー作成等、野菜を中心とした食体験を畑とフードトラックで提供 |
Skile株式会社 | ファーストクラスをテーマとしたカフェ |
株式会社ユニコーンクローバー | 地元の野菜を使ったスイーツをなるべく無添加で作りお店で子供たちへ提供 |
株式会社そらめし | 廃棄される食材を使用したフルーツフレーバーパウダー付き芋けんぴを販売 |
第一位に表彰されたのは「デリシャスマイル株式会社」。
「デリシャスマイル株式会社」の提案は、成田国際空港周辺のおいしい特産物を使った、まだ食べたことのない外国のアイスをキッチンカーで提供することで、成田を活性化し、観光客リピーターの増加を狙った企画でした。
成田国際空港株式会社及び株式会社みなもへのプレゼンテーションの結果、各模擬会社はそれぞれの売上を得ました。
この5日間での活動により発生したコスト(費用)と売上をもとに、決算作業に取り組み、黒字となった模擬会社には法人税を納めていただきました。
その後、清算作業を行い、1日目に出資したコイン(模擬金銭)の額がどのように変化したかを確認しました。
最後に5日間の振返りの後、修了式を行い、プログラムの全課程を終了しました。
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