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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 中小企業・産業振興政策 > 千葉県実証実験ワンストップ窓口 > 実証窓口の活用事例(3)「農薬を無人航空機(マルチコプター)で散布した場合の飛散リスクの検証とリスク低減方法の探索」
作業者負担の軽減、作業時間の短縮といったメリットから、近年農業用マルチコプタードローンによる農薬散布が盛んに行われている。しかし、ドローン散布は慣行のブームスプレーヤなどによる地上からの散布と比較して散布液が遠距離まで飛散しやすいといった問題がある。
そこで農薬や栽培管理支援システム「xarvio(R) FIELD MANAGER(ザルビオ(R) フィールドマネージャー)」など、農業向けソリューションを提供するBASFジャパン株式会社ではドローンの機種や散布ノズル、散布時の風速といった条件ごとに散布液の飛散リスクを検証し、リスク低減方法の探索を計画した。本検証には大面積かつ風向・風速が一定な試験場所が必要であることから、実証実験ワンストップ窓口に相談し、目的に適した試験場所をご紹介いただいた。
検証の結果、散布条件ごとの飛散リスクやリスク低減方法が明らかになった。本結果により農薬の作業者暴露、環境への飛散といった問題に対応できるものと期待される。
実証実験ワンストップ窓口では、ドローン散布試験を行う目的や試験場所に必要な条件などを大変丁寧に聞き取りいただき、迅速に目的に適した試験場所をご手配いただいた。
行政の支援のおかげで充実した試験を行うことができたので、この検証結果をドローン散布の安全性の向上に役立てたい。
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