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ホーム > しごと・産業・観光 > 商工業 > 中小企業・産業振興政策 > 千葉県実証実験ワンストップ窓口 > 実証窓口の活用事例(1)「コオロギを活用した食品開発に取り組むベンチャーが挑むサーキュラーエコノミー構築」
更新日:令和5(2023)年4月7日
ページ番号:578419
将来、地球規模の爆発的な人口増加に伴うたんぱく質不足・食糧危機や、気候変動などの諸課題がクローズアップされる中、コオロギを主原料とした食品開発に取り組むベンチャー企業「フエゴインターナショナル株式会社」を取材しました。
同社は、代替たんぱく質としての食用コオロギの養殖やグラノーラ、そばの開発・製造を行う中で、地域で発生する廃棄物(穀物や魚粉)をコオロギの餌として活用することで、食品ロスの削減や循環型社会の構築を通して、持続可能な地域社会の実現を目指しています。
取材の中で、「昆虫食ベンチャーは日本では前例がない。現状では、融資が受けづらく、連携先を見つけるのも難しい。社会課題解決型の企業への支援があるとありがたい。」との意見があったため、イベント・セミナーの案内や千葉県産業振興センターなど支援機関の活用を勧めるとともに、連携先として地域商社の株式会社SOTOBO ISUMI(SI)を紹介しました。
マッチングの結果、 SIを通じて同社が支援している夷隅東部漁業協同組合の直営食堂・直売所「いさばや」で調理過程から出る魚のアラ等の新鮮な食品残渣をコオロギの餌として活用したり、SIに参画しているNTT東日本千葉事業部とコオロギ養殖のIoT活用についての検討が進められるなど、連携による新たな取組につながっています。
(写真)参考:食用コオロギパウダーを使ったグラノーラ
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