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更新日:令和5(2023)年9月11日
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アオノリの全国的産地は、高知県(四万十川)、徳島県(吉野川)及び山口県(粟野川)です。
千葉県では、夷隅川、一宮川及び南白亀川の3河川でアオノリ養殖(スジアオノリ)が行われ、夷隅、長生及び山武地域を中心に正月用品(雑煮に入れるなど)として欠かせないものとなっています。
平成30年生産枚数16.6万枚(漁業資源課調べ)
10月に入ると河口に杭を打ち、中旬から海苔網を張り、天然の胞子を付着させ、それをそのまま張り込み、網に芽を付けます。
11月中旬から10cm程に伸びたアオノリから摘み取りを開始し、12月いっぱいまで行われます。
手作業または摘採機を使用して摘み取ったアオノリは、真水で洗浄し、乾燥重量で4グラムになるよう簀の子にすきます。
すいたものを天日乾燥し、10枚単位で結束します。取引は100枚単位で行われています。
ホンモロコは琵琶湖原産の淡水魚で、味が良いことから高級魚として取引されています。
また、休耕田を活用した比較的簡易な施設でも養殖が可能であることから、多くの県で養殖の取り組みが広がっています。
本県でも、平成14年から久留里で養殖が始まり、県内に少しずつ広がってきています。
収穫されたホンモロコ
休耕田を活用した養殖池
ホンモロコの甘露煮
県では、ホンモロコ養殖への支援として、卵の有償配付や養殖場における技術指導などを行っています。
ホンモロコ養殖に関心のある方は、漁業資源課または内水面水産研究所までお問合せください。
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