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更新日:令和4(2022)年10月26日
ページ番号:353905
県下下水道事業のご紹介
(下水道事業の中で特徴的なものを取り上げています)
大地震などの災害時に下水道施設に被害が出ても、ほかの施設を使って処理できるようにすることなどを目的として、下水道のネットワーク化を進めます。
下水道は、今や健康で文化的な生活を送るために必要不可欠な施設となっています。このため、より多くの県民が下水道を利用できるよう普及・促進に努めます。
東京湾や印旛沼等の富栄養化を防ぎ、良好な水環境を創出するため、窒素やりん等を除去対象とした高度処理を積極的に進めます。
高度処理水を雑用水や修景・散水用水として活用するほか、都市の河川に放流することにより、良好な水環境を再生する取組みを進めます。
下水道システムの信頼性や機能の向上を図るため、施設の再構築や効率的な維持管理システムの構築を進めます。施設の再構築にあたっては、施設空間の有効利用や施設・システムの耐震化等を検討します。
都市化の進展に伴う雨水流出量の増大による浸水被害を防止するため、河川事業と連携を図りながら浸水対策を進めます。また、雨水の貯留や土壌への浸透等の総合的な対策を視野に入れた下水道の整備を進めます。
下水道の普及に伴い今後増大が見込まれる汚泥の処理については、市町村の枠を超えた広域的な取り組みを検討し、集約処理、減量化を図ります。また、建設資材の原料として活用することや、緑地・農地に肥料として還元することなどを通じて、循環型社会に貢献する多角的な有効利用を図ります。
市街地や農地、森林等から降雨により流出する汚濁物質(ノンポイント汚濁物質)の削減に努め、東京湾や手賀沼、印旛沼の浄化対策を進めます。
水処理施設等の上部空間を公園、スポーツ広場、避難広場等に有効利用します。また、管路内の空間は、処理水送水管の併設など多目的に有効利用します。
下水処理水や焼却炉等から発生する熱エネルギーの有効利用を進めます。また、消化ガス等の未利用エネルギーについて、下水道施設における有効利用の検討を進めます。
下水道事業の運営には、多種多様な技術が必要であり、積極的な技術の取得と集積が不可欠です。そこで、公益財団法人千葉県下水道公社等と共同で、終末処理場や下水道資源を利用した研究事業に取り組みます。
共同研究の成果について(江戸川下水道事務所)
「ちば水環境下水道」を実現するために県民の理解と協力が必要です。そのため、下水道施設における環境学習の機会の提供などの検討を進めます。
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