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一宮海岸は、昭和40年代半ば頃までは十分な漂砂の供給があったため、100m前後の砂浜が形成され、夏場には多くの海水浴客で賑わっていました。しかしながら、近年は漂砂の著しい減少などにより、汀線が約20mから70m前後後退し、急勾配の侵食海岸に変貌してしまいました。
このため、昭和63年度より、海岸浸食対策事業でヘッドランド(人口岬郡)を10基概成させると共に、海岸線に砂を供給する養浜事業も実施してきたところです。
しかし、これ以外での侵食が拡大してきたことから、「九十九里浜侵食対策計画」に基づき、豊かな砂浜を取り戻すべく事業を進めてまいります。
九十九里浜侵食対策計画(資料編1)(PDF:7,594KB)
九十九里浜侵食対策計画(資料編2)(PDF:5,153.3KB)
九十九里浜侵食対策計画(第1期実施計画2020~2029年度)(PDF:4,396.8KB)
※ファイルサイズが大きいものがありますので、パソコンにダウンロードしてからご覧ください。
一宮海岸ヘッドランド計画は、海岸の潮の方向や波の向き、強さなどを考慮して、一宮海岸全域に10基のヘッドランド(人工岬)を400mから950m間隔に設置します。各ヘッドランドの突堤延長(海へ突き出す長さ)は、水深や瀬の発生位置などを考慮して、汀線(波打ち際)からおよそ200m程度を計画しています。
また、縦方向(海岸線から垂直方向)のみに突き出した突堤の場合、突堤に沿った強い離岸流が発生し、突堤近傍の砂が沖合いに流出することから、これを防止するための横堤(ヘッド部)を設置します。
千葉県では平成16年度より、枯渇した土砂供給を人為的に代替するための「養浜」の実施に向け調査検討に着手してきました。平成20年度には学識経験者、漁業関係者および行政関係者で構成する「南九十九里浜養浜計画策定会議」を設立し、詳細な検討を進め「南九十九里浜養浜計画」を平成21年3月に策定しました。
対象としている千葉東沿岸は、房総半島の北端の銚子から房総半島の南側に位置する洲崎までの延長約230kmです。
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