令和元年度千葉県酪農のさと指定管理者管理運営状況評価

県民が酪農に親しみ、その歴史について学ぶ機会を提供することにより、県民の酪農その他の畜産に対する理解を深め、もって畜産の振興に資する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1. 博物展示施設、園地その他の施設の提供
2. 酪農及びその歴史に関する資料の収集、保存及び調査研究
3. 体験学習会その他の酪農に親しむ行事の実施
4. その他酪農のさとの設置の目的を達成するために必要な業務

施設の設置目的を理解　し、千葉県酪農のさと設置管理条例等に基づいた適切な管理運営が行われている。

個人情報は適切に管理され、県への報告業務等も適宜行われている。

施設の安全確保、日常の事故防止等の点検・清掃・巡視などの安全対策が実施されている。

台風などの非常時の対応も適切に対応している。

来園者が動物（山羊、白牛）と触れ合いが出来る施設の特性から、「千葉県酪農のさと管理衛生マニュアル」により、来園者、飼養動物等の衛生面の管理も適切に行われている。

事業計画どおりに、施設の管理、清掃、警備及び飼養動物の健康管理等が適切に行われている。

園地の草刈、植栽等を適宜実施し、美観の維持に努めている。

施設・設備の保守点検が実施され、施設の軽微な修繕を適宜行うなど、適切な維持管理に努めている。

備品、資料等の管理を適切に行っている。

事業計画に基づき、適切に事業を実施した。

酪農資料館の展示物更新や講演会などを積極的に実施した。

アイスクリームづくりなどの酪農体験学習などを積極的に実施したほか、夢チャレンジ体験スクールを嶺岡乳牛研究所と共催で実施した。

自主事業の企画立案を地域住民と行い、「酪農のさとまつり」など、地域と協働したイベントを実施した。

県と協力の上、牛乳絵手紙コンクールを主催し、応募作品を展示した来場者参加型の投票審査や、入賞者の表彰式を開催した。

法令を遵守し、県への報告等も含め、適切な管理運営を行った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

また、設備の点検や施設の修繕を適宜実施し、施設の維持管理に務めた。

新型コロナウイルスの感染拡大の状況が継続していたが、「千葉県酪農のさとにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」等に基づき、適切に対応した。

酪農振興に係るイベントや嶺岡牧に関する企画展等の開催、牛乳絵手紙コンクールの主催など、酪農のさとの設置目的に即した活動を実施した。

新型コロナウイルスの感染状況に応じた感染予防対策をとりつつ、来園者増加に向けて、引き続き酪農振興、地域振興等につながるイベントを積極的に実施すること。

（前年度指摘点）

来園者増加に向けて、引き続き酪農振興、地域振興等につながるイベントを積極的に実施すること。

（改善状況）

嶺岡牧を活用した企画展、講演会、現地視察等の各種イベントを積極的に企画・検討、実施し、来園者の増　加に取組んだ。