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真間川流域は,高度経済成長期に急激に市街化が進行し,河川沿いの低平地を中心に急激に開発が行われました。
現在では,おおよそ73%が市街地に変わりました。
流域の台地部の航空写真
(昭和40年頃)
(現在)
流域の低地部の航空写真
(昭和40年頃)
(現在)
(市街化の進んだ流域の様子(市川市菅野地区,国分川合流点付近))
これに伴い,農地や樹林がもっていた保水(雨を地面に浸み込ませる),遊水(雨が川へ流れ出ないように水田等に貯める)機能が低下し,雨が川へ集まりやすくなるとともに,極めて短時間に川へ流れ出すようになり,たび重なる浸水被害が発生するようになりました。
なお一層の市街化の進行が見込まれる中で,早期に浸水被害の軽減を図ることが必要となり,昭和54年度に「総合治水対策」に着手することとしました。
これは,従来の河川改修を主体とした治水対策に代え,河道や調節池などの治水施設の整備をより重点的に進めるとともに,流域自治体や住民の皆さんに協力をお願いし,流域における適正な保水,遊水機能の維持,増大を図れるように土地利用や施設整備の誘導を行うとともに,雨水の浸透や貯留を促進する施設を進め,雨水の河川へ流出抑制に努め,被害を少なくするまちづくりが進むように総合的な治水対策を進めていくものです。
このような流域における対策と共に治水施設の重点的な整備を図ろうとする河川を「総合治水対策特定河川」と呼び,現在全国で17水系が選定され,真間川水系はそのうちの一つです。
雨量50mm/時(年超過確率1/7.5)
流域整備計画(PDF:7,491KB)
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