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更新日:令和4(2022)年6月21日
ページ番号:28170
県では、過去に千葉県に大きな被害をもたらした災害を郷土の教訓として県民の方に伝え、備えの大切さを自覚してもらうため、過去の大きな災害の記録や教訓をまとめた「防災誌」を作成しています。今回、千葉県を襲った風水害と先人たちの闘いについてまとめた『防災誌「風水害との闘い」-洪水との闘い、十五夜の嵐、竜巻-』を作成しました。災害の記録や災害への備えなどの情報が掲載されていますので、家庭、学校、地域などで防災について話し合う際に、是非ご活用ください。
災害の教訓は、家族、地域で伝承されるものですが、教訓の風化は免れず、また、過去の災害による被害を伝える記録も失われていきます。そこで、千葉県で過去に発生した災害を後世に正しく伝えるとともに、その教訓を県民の方々に再認識していただくため、防災誌としてまとめ、デジタルデータとしても保存していきます。
最初の「防災誌」(津波編)は、1703年に発生した「元禄地震」を題材に、津波被害の恐ろしさや教訓をまとめました。
第2部の「防災誌」(地震編)は、1923年に発生した「関東大震災」及び「1987年千葉県東方沖地震」を題材に、地震災害の恐ろしさや教訓、地震への備えなどをまとめました。
今回の「防災誌」では、風水害編として、利根川の洪水との闘い、大正6年に東京湾で発生した高潮被害、平成2年に発生した茂原の竜巻などを題材に、風水害の恐ろしさや教訓、風水害への備えなどをまとめ、防災誌としての3部作が完成しました。
利根川、印旛沼、手賀沼における洪水の歴史、大正6年に発生した高潮被害、平成2年に発生した茂原の竜巻被害などの、様々な記録、痕跡などの紹介
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