ホーム > しごと・産業・観光 > 農林水産業 > 農林関係出先機関 > 安房農業事務所 > 安房地域の基盤整備事業 > 地域整備課の業務概要

地域整備課の業務概要

農業の生産性向上や、農村の生活環境を良好にする農業農村整備事業の推進、および工事の設計・積算・工事の監督を行っています。（鴨川地域の業務は、「鴨川地域整備課」で行っています。）

1.農業の生産基盤整備

基盤整備が行われると…

• 農作業の受委託や、農地の貸し借りが進み、作りきれない人の農地も有効利用されます。
• 大規模経営や高付加価値型農業による、専業農家（担い手）の育成につながります。
• 観光農業、都市との交流（体験農業など）など地域の活性化につながります。
• 農作業の負担が小さくなり、小規模農家でも耕作を続けていきやすくなります。
• 耕作放棄地の増加防止につながります。

（JPG：110KB）

整備された
平坦地の水田（旧三芳村）

2.農村の生活環境整備

交通網の整備が遅れている地域では、農産物を安全・新鮮・安定的に輸送して、農村の生活道路を改善するために、農道を整備しています。
広域営農団地農道整備事業について

3.中山間地域の活性化

急傾斜の多い地域では農地や農業施設の整備が遅れており、農業従事者の高齢化により、これらの維持管理に苦慮しています。このような地域では活性化計画に基づいて、農業の生産基盤、農村の生活環境を総合的に整備して、地域の活性化を図ります。

整備された
中山間地域の水田（旧富山町）

4.農地および施設の保全・管理

地すべり現象により農地の保全に苦労している地区では、地質、地下水などの調査・解析を行い、地すべりを抑止し、初期の現象を抑制するために、地すべり防止工事を行っています。
地すべり防止区域について

古い時代に築造されたため池で、老朽化のために漏水や提体の変形が大きくなり、決壊の危険があるものは、補強や改修を行っています。また貯水機能の回復とともに、住民の憩いの場になるような親水整備を行っている地区もあります。