「千葉県水産総合研究センター施設の再編整備計画」の策定について
発表日:平成31年3月25日
千葉県農林水産部水産局水産課
県では、水産総合研究センターの機能強化に向け、昨年11月に策定した「基本構想」を実現するため、今般「千葉県水産総合研究センター施設の再編整備計画」を策定しました。本計画により、水産総合研究センターの試験研究業務の高度化、種苗生産業務の効率化を進め、これからの時代の水産業をしっかりと支えていきます。
1.計画の概要
試験研究業務の高度化、種苗生産業務の効率化を進める。
(1)本所(南房総市千倉町):県水産研究の拠点
- ICTや遺伝子情報を活用した研究、流通加工研究及び疾病検査の拠点
(2)東京湾漁業研究所(富津市):東京湾漁業研究の拠点
- ノリの新品種開発、二枚貝の増産研究、漁場環境データの解析
(3)内水面水産研究所(佐倉市):内水面水産研究・アユ種苗生産の拠点
- 遺伝子情報を活用した資源調査、国内未侵入疾病の検査
- アユ種苗生産の一元化[アユ種苗生産を勝浦から移転]
(4)種苗生産研究所富津生産開発室(富津市):海産魚類種苗生産・研究の拠点
- 魚類種苗生産・研究の集約化[マダイ種苗生産を勝浦から移転]
(5)種苗生産研究所勝浦生産開発室(勝浦市):種苗中間育成の拠点として再構築
- 水産振興公社の事業拠点[マダイ親魚養成、ヒラメ中間育成など継続]
(6)水産振興公社白浜事業所(南房総市白浜町):アワビ種苗生産の拠点
- アワビ種苗生産の集約化[アワビ種苗生産を本所から移転]
2.試験研究の機能強化に向けた取組
(1)機能強化に向けた基本構想(平成30年11月15日策定)の概要
- 今後の試験研究の方向性(重点的な取組)
生産力の強化やブランド化、水産資源の維持・増大、漁場環境変動への対応
- 効率的・戦略的な試験研究体制の構築
最先端技術の導入による試験研究の高度化、研究施設の再編整備等による効率的な研究体制の構築
(2)「基本構想」及び「再編整備計画」の策定スケジュール
年月 |
内容 |
平成30年8月 |
基本構想案に関する意見公募の実施 |
10月 |
千葉県水産振興審議会に基本構想案を諮問 |
11月 |
基本構想の策定 |
平成31年1月 |
再編整備計画案の公表 |
|
再編整備計画案の水産団体、関係市町等への説明 |
3月 |
再編整備計画の策定 |
3.関連資料
4.参考
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