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ホーム > 教育・文化・スポーツ > 歴史・文化 > 文化・文化財 > 文化遺産 > 千葉県企業局(上水道)関係の文化遺産 > 千葉高架水槽の登録有形文化財(建造物)登録について
「千葉県水道局千葉高架水槽」(当時)が、平成19年7月31日に登録有形文化財(建造物)として登録されました。
登録有形文化財(建造物)の登録は、県内の水道施設としては初めて、県有施設としては,千葉県立佐倉高等学校記念館(平成17年登録)に次いで2施設目となります。
この千葉高架水槽は、すでに平成15年度に土木学会選奨土木遺産にも認定されております。
【登録内容】
登録有形文化財の制度は、平成8年10月の文化財保護法の一部改正時に、新たに制度化されたものです。
これは、歴史的な価値を持ちながら、都市開発や生活様式の変化などで消失の危機にある多くの建造物等を保護し,活用しながら後世に継承していくことを目的としています。
築後50年を経過している建造物で、下記にあてはまるような場合
※千葉高架水槽は、上記(1)に該当する施設として登録されました。
千葉高架水槽正面(北側)
背面(南側)
コーニス風(※)の装飾
千葉高架水槽は、県営水道創設事業の中で、「千葉県水道事務所千葉水源工場(現:誉田給水場千葉分場)」の付帯施設として建設されました。その形状は、他の配水塔(給水塔)には見られない特徴(全国的にも稀な多角形(正12角形)構造、バルコニー下部のコーニス風(※)の装飾等)があります。完成後80年が経過した現在でも、現役の水道施設として千葉市の一部に給水しています。
※コーニス・・・洋風建築の軒・壁の頂部,階と階の区切りなどを取り巻く帯状の装飾
完成当時の千葉高架水槽(右)と配水池(左)
(昭和12年頃)
千葉県企業局水道部浄水課043-211-8672
千葉県企業局誉田給水場043-291-0018
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