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ホーム > くらし・福祉・健康 > 福祉・子育て > 障害者(児) > 障害のある人への差別をなくし、理解を促進するために > 障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり > 本県の障害者施策に関する意識調査について(平成28年度第4回インターネットアンケート調査の結果)
更新日:令和5(2023)年3月3日
ページ番号:2912
発表日:平成29年3月27日
千葉県健康福祉部障害福祉課
近年、障害者差別解消法や千葉県手話言語条例の施行など、国や本県の障害者施策に大きな変化がみられています。
また、障害者差別解消法に先だって施行された、本県の「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」は障害者差別解消法と目的を同じとする条例であり、障害のある人に対する差別の禁止や合理的配慮の提供が引き続き求められているところです。
このアンケートで障害者施策に関する認知度や障害者に対する意識の動向を調査し、今後の施策に活用することを目的として、皆様の御意見や御提案を伺いました。
アンケート調査協力員1,434人
平成29年2月1日~2月14日
インターネットアンケート専用フォームへの入力による回答
アンケート調査協力員1,434人のうち153人が回答(回答率10.7%)
問1.あなたは障害のある人に日頃接していますか。
問2.あなたは障害のある人に配慮を行った経験はありますか。ある場合は内容もお答えください。
問3.あなたは、平成28年4月から施行された「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)を知っていますか。
問4.あなたは、障害のある人に対する差別をなくすための「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」を知っていますか。
問5.あなたは、今の世の中において、障害を理由とした差別や偏見は減ってきていると思いますか。また、そう思う理由を50字以内でお答えください。
問6-1.障害のある人とコミュニケーションをとる際に使われる手段、配慮として、例えば次のようなものがあります。あなたの知っているものを全て選んでください。
問6-2.平成28年6月に千葉県で「千葉県手話言語等の普及の促進に関する条例」が施行されました。あなたはこの条例を知っていますか。
居住地域については、『千葉地域』が35.9%と最も多く、次いで『葛南地域』が22.9%となりました。
地域 | 市町村 |
---|---|
千葉地域 | 千葉市、市原市 |
葛南地域 | 市川市、船橋市、習志野市、八千代市、浦安市 |
東葛飾地域 | 松戸市、野田市、柏市、流山市、我孫子市、鎌ケ谷市 |
北総地域 | 銚子市、成田市、佐倉市、旭市、四街道市、八街市、印西市、白井市、富里市、匝瑳市、香取市、酒々井町、栄町、神崎町、多古町、東庄町 |
東上総地域 | 茂原市、東金市、勝浦市、山武市、いすみ市、大網白里市、九十九里町、芝山町、横芝光町、一宮町、睦沢町、長生村、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町 |
南房総地域 | 館山市、木更津市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、南房総市、鋸南町 |
(2)年齢(回答者数:153人)
年齢については、『70歳以上』が26.8%と最も多く、次いで『60~69歳』が24.2%となりました。
性別については、『男性』が76.5%、『女性』が23.5%となりました。
障害のある人との関わりについてたずねたところ、『たまに接している』が34.0%と最も多く、次いで『ほとんど接したことがない』が32.0%でした。
障害のある人への配慮の経験についてたずねたところ、『ある』が49.7%、『ない』が50.3%でした。
また、『ある』と回答した方が行った具体的な配慮としては、「視覚障害の方への声掛けや誘導」、「知的障害者のコミュニケーションのフォロー」などがあげられました。
「障害者差別解消法」の認知度についてたずねたところ、『知らない』が47.7%と最も多く、次いで『多少は知っている(聞いたことはある)』が32.0%でした。
「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」の認知度についてたずねたところ、『知らない』が62.1%と最も多く、次いで『多少は知っている(聞いたことはある)』が28.1%でした。
障害を理由とした差別や偏見について世の中の状況をたずねたところ、『変わらないと思う』が55.6%と最も多く、次いで『減ってきていると思う』が37.3%でした。
また、そう思う理由としては、『減ってきていると思う』の場合、「障害者が積極的に表に出るようになってきている」「障害者に関する報道が増え、社会の意識が変わってきている」などがあげられました。『変わらないと思う』の場合、「依然として変わらない状況を目にすることがある」「表面上の差別は減少する一方、匿名性のあるネット等、新しい手段での差別が増加している」などがあげられました。『増えてきていると思う』の場合、「障害者への理解者が減少している」「自分勝手な考え方が蔓延してきたため」などがあげられました。
障害のある人とコミュニケーションをとる際に使われる手段、配慮について知っているものをたずねたところ、『点字』が88.9%と最も多く、次いで『手話』が86.9%でした。
「千葉県手話言語等の普及の促進に関する条例」の認知度についてたずねたところ、『知らない』が80.4%と最も多く、次いで『多少は知っている(聞いたことはある)』12.4%でした。
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