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更新日:令和6(2024)年11月20日
ページ番号:473672
エシカル消費は、人や社会、環境に配慮して、商品やサービスを選んで、消費することです。
近年、温暖化等地球環境問題や、開発途上国の労働者や児童労働などの人権問題、貧困の問題、さらには被災地や身近な地域の活性化など、様々な課題が浮き彫りとなっており、その解決に向けて、消費者の果たす役割が注目され、SDGs(エスディージーズ)には、達成すべき17の目標の中に「持続可能な生産・消費形態の確保」(「つくる責任 使う責任」)が掲げられています。
エシカル消費は、日常的な買い物を楽しみながら、消費者それぞれが、これらの社会的課題の解決につながる商品を選択したり、事業者の取組を応援することなどであり、公正で持続可能な社会を作ることを意識した消費行動です。
例えば、フェアトレードの商品を買うことで、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善等に寄与することができますし、環境への負荷を減らした商品を選ぶことで、環境問題の解決に貢献することができます。地域の障害者施設で作られた商品や、地元で環境配慮や地域振興などに取り組んでいる企業の商品、あるいは被災地のものを積極的に購入することも、消費者が課題解決に貢献する意識をもって選択することでエシカル消費となります。
【エシカル消費に当たる消費行動の例】
人への配慮:障害者支援につながる商品の消費
社会への配慮:フェアトレード商品や寄付付き商品などの消費
環境への配慮:エコ商品、リサイクル商品、資源保護等に関する認証がある
商品などの消費地域への配慮:地産地消や被災地産品の消費など
消費生活相談の現況や、契約の基本事項、インターネット並びに若者や高齢者に多い消費者トラブルの事例と対処法、地域での見守り、消費者市民社会といった各項目について、イラストを交えながら解説しています。
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