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更新日:令和6(2024)年10月9日
ページ番号:631348
令和5年度に以下の機器設備を新規に導入・更新いたしました。
公益財団法人JKA の補助事業により、電波暗室に放射電磁波計測システムを導入しました。
電波暗室は、外部からのノイズをシールドすると同時に、天井壁面に貼った電磁波吸収体により、反射ノイズを吸収し、電子応用機器から放射されるノイズを正確に測定できる専用の暗室です。
本装置は、電子機器から発生する電磁障害波の周波数及び強度を測定するものです。
写真1 放射電磁波計測システム
写真2 アンテナマスト
写真3 ターンテーブル
詳細資料
公益財団法人JKA の補助事業により、複合サイクル腐食試験機を導入しました。
代表的な腐食促進試験である塩水噴霧試験を行う装置です。密閉槽内で塩水を霧状にして充満させ、その雰囲気中に置いた試料の塩霧に対する耐食性を評価します。本装置は従来の連続塩水噴霧試験のみならず、噴霧の有無、槽内の温度を時間で制御することができ、実際の腐食環境に近い条件で試験を行うことができます。金属素材、めっき品、塗装品等の材料や、電気・電子部品などにこの試験を行います。
外観写真
試料に細く絞った電子線を照射し、試料表面から出てくる電子信号や特性X線を検出することによって、試料表面のミクロ領域
(サブマイクロメートルオーダー)において、
1. 試料表面の観察(凹凸情報、組成情報)
2. 含有元素の定性分析
3. 含有元素の分布測定(ライン分析、マッピング分析)
4. 元素の化学結合状態の測定(状態分析)
などを行うことができる装置です。
半導体、触媒、セラミックス、ガラス、金属、鋼材など、あらゆる分野の固体物質の表面を分析することが可能です。
外観写真
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