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更新日:令和6(2024)年3月18日
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にんじんに含むカロテンを上手に摂るには油を使った料理がお勧めです。
てんぷら、きんぴら、バターソテー、炒め物、油入りドレッシングでサラダなどにすると良いでしょう。
富里市、八街市、山武市、香取市、成田市、芝山町、千葉市、船橋市、八千代市、習志野市
船橋市のにんじん栽培は大正のはじめに二宮地区に導入されました。
そして、大正10年ころ市の南部葛飾地域に東京都江東方面から覆下(おおいした)の栽培方法が取り入れられ発達したといわれています。
覆下栽培(おおいしたさいばい)とは、東京湾の温暖な気候のもと霜よけのヨシズを利用した栽培方法で、春早くから出荷することが可能になりました。
その後、昭和30年代に入り農業用ビニルやポリエチレンフィルムの普及とともにトンネル栽培が始まりました。
収穫時期はさらに早まり栽培面積も徐々に拡大してきました。
昭和42年には国の指定産地の認定を受け、全国でも有数の規模を誇っています。
船橋市の春夏にんじんの収穫時期は4月の下旬から7月上旬までの約2ヶ月間です。
春夏にんじんは収穫するまでの栽培期間が長く、12月にタネをまいて収穫ができるようになるのはゴールデンウィーク前後です。
にんじんには様々な品種があり、船橋市でも複数の品種を栽培していますが、なかでも「ベーターキャロット」はお勧めの一つです。
従来の品種と比べてカロテンの含有量が多く、肉質もやわらかです。
にんじん臭さも比較的少なく、生でサラダにしたりスティックでも食べられますし、ジュースにしても甘くておいしいです。
船橋産ベーターキャロットが店頭に並ぶ期間は、例年4月下旬から6月上旬までです。
千葉県産にんじんは、5月下旬から6月、12月が旬です。
ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
蒸れていたり、にんじんの表皮が湿っていたらふき取っておきます。
世界各国のにんじんはオレンジ色が一般的で、日本で栽培されているものは、濃いオレンジ色のものです。
にんじんの原産地であるアフガニスタン周辺には、野生種やこれから発達したものの中に白色、黄色、紅紫色、黒紫色などのにんじんがあるそうです。
沖縄だけで栽培されている島にんじんは、黄色で30~40センチの細長い形をしています。
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