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更新日:令和5(2023)年10月20日
ページ番号:616905
発表日:令和5年10月20日
農林水産部農林総合研究センター
本年9月下旬、県北東部のサツマイモほ場で、本種と疑われるハムシ科成虫及び幼虫の発生が確認され、県農林総合研究センターで同定した結果、タテスジヒメジンガサハムシであることが判明したため、本日「病害虫発生予察特殊報※」を発表します。
なお、本虫はサツマイモのほか、空心菜等の葉の食害が報告されており、多発すると収量への影響が懸念されるため、関係機関、生産者等へ情報提供します。
※ 県内での病害虫の初発見や重要な病害虫について従来と異なる発生状況が見られた場合に出す情報
成虫は体長約5mmで、金緑色の背中に不規則な縦紋とU字形の帯紋がある。幼虫は緑色で、脱皮殻を尻に付けている。本種は狭食性で、ヒルガオ科のサツマイモ、空心菜(和名:ヨウサイ)、ハマヒルガオ等の葉の食害が報告されている。
国内では東京都(八丈島)、大阪府、奈良県で特殊報が発出されている。
成虫
幼虫
葉の食害
千葉県農林総合研究センター原図
(1)令和5年10月1日現在、本種に登録のある農薬は無いため、見つけ次第捕殺する。
(2)苗の移動は、本虫が付着していないことを確認し、十分注意して行う。
なお、詳細は別添、令和5年10月20日付け令和5年度病害虫発生予察特殊報第5号「タテスジヒメジンガサハムシの発生について」(PDF:204.8KB)を参照してください。
別紙資料
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