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更新日:令和7(2025)年3月6日

ページ番号:2059

図書・映像資料情報┃男女共同参画センター

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おすすめ図書

ブレイクスルー ノーベル賞科学者カタリン・カリコ自伝

ブレイクスルー 表紙

著者

カタリン・カリコ(著) 笹山 裕子(訳)

出版者

河出書房新社(2024年7月刊)

内容

「女の人が実験室の椅子に何時間もずっと座っている。その光景を外側からみていたら、すぐに退屈してしまうだろう。けれども内側からみた光景は全く違う。体はじっとしていても、頭はアイデアにあふれていて、忙しく回転している。手がけている研究が画期的な発見(ブレイクスルー)につながれば、いつか世界が変わるかもしれない。重要なのは研究すること、行動することなのだから。その人にはわかっている。実験室のありふれた一日に、可能性が満ちていることを…。」

というようなプロローグからはじまる本書は、ハンガリー出身の科学者(生化学者)カタリン・カリコ博士の自伝です。
彼女は、40年にわたる研究の結果、アメリカの免疫学者ドリュー・ワイスマン博士との共同研究により、遺伝子情報を伝える物質「mRNA(メッセンジャーアールエヌエー)」を医療に応用する技術を発見。新型コロナウイルス感染症のワクチン開発に貢献した功績によって、2023年にはノーベル生理学・医学賞をワイスマン博士と共に受賞しました。

ハンガリーからアメリカへ渡り、ペンシルベニア大学などを経て、カリコ博士がドイツのバイオテクノロジー企業ビオンテック社へ招かれた後、パンデミックは起こりました。研究の成果がようやく認められ、ノーベル賞受賞に至るまでの、むしろ不遇ともいわれる研究者生活を振り返りながら、屈することなく可能性を信じて自分の研究を続けてきた女性科学者自身が、その半生を綴っています。

 

日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書 

日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書 表紙

著者

飯田 育浩(いいだ やすひろ) 

出版者

グラフィック社(2024年6月刊)

内容

「歴史」をわかりやすく解説する書籍の編集・制作に長年携わってきた著者による、日本の女性史・ジェンダー史あるいは女性問題の歴史に関する入門書です。

女性向きの仕事とは?夫婦同姓は日本の伝統なのか?日本の女性たちは「出産」にどう向き合ってきたのか?なぜ日本では理系分野に進学する女性が少ないのか?なぜ日本では女性政治家が少ないのか?日本の女性文学(者)の変遷は?など…。

職業・結婚(夫婦別姓)・出産・教育・同性愛・宗教・戦争・ファッション・政治参画・性売買・文学・芸術といった、日本の女性・ジェンダーに関わる12のテーマ別に、古代から現代まで紐解きながら、それぞれの歴史的経緯が、図表や写真、イラストなど豊富な図版を用いてわかりやすく解説されています。

 

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電話番号:043-420-8411

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