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更新日:令和元(2019)年5月30日
ページ番号:316075
令和元年5月29日
千葉県教育庁企画管理部財務課
千葉県教育庁教育振興部学校安全保健課
平成29年度の船橋高等学校定時制の会計において、担当者が給食の誤発注など不適切な事務処理を繰り返した結果、給食費会計や学年積立金(教材費・修学旅行費等)などの私費会計に資金不足(571,268円)が生じ、保護者への返金が1年以上滞る事態となりました。また、これに伴い、公費である調理業務の委託費に過払い(570,564円)が生じ、県に損害が発生しています。
私費会計に係る資金不足については、当時の校長等から補てんがあり、令和元年5月28日、保護者に文書で謝罪し、返金処理を行いました。また、県の損害額についても、当時の校長等から弁済の申出があり、受入の手続きを進めています。
御迷惑をおかけした保護者の方々、県民の皆様に対し、深くお詫び申し上げます。今後、このようなことが二度と起こらないよう、再発防止に努めてまいります。
平成30年4月の人事異動により担当者が変わり、平成29年度の会計全般を確認したところ、会計書類の作成漏れや収納記録の不備、給食辞退者への未返金など、多くの不適切な事務処理が判明しました。
このため、学校では、平成30年5月以降、会費等の納入が確認できない保護者から聞き取りを行うなど調査を進めた結果、学年積立金など私費会計の精算に必要な資金が不足していることが判明し、保護者への返金が大幅に遅れることになりました。
担当者が給食を業者に発注する際に、本来必要とする給食数の確認を怠り、辞退者や転退学者の分を控除せず、過大に発注(1,174食)していました。
このため、学年積立金など私費会計の精算に必要な資金が不足するとともに、給食の過大な発注により公費にも損害を与えることとなりました。
※給食は、食材費(1食310円)を保護者が負担(私費)し、調理業務に要する経費(1食486円)を県が負担(公費)しています。
また、授業料の算定にも誤りがあり、13名分88,160円の追加徴収と、16名分226,780円の返金があることが判明しましたが、平成30年度中に調定及び戻出の処理を完了しました。
※不足額については、当時の校長等からの補てんにより処理しました。
なお、過大に返金した額、未納額については、引き続き納付のお願いをしてまいります。
※不足額(571,268円)及び返金額が確定したことから、保護者への返金が可能となりました。
過大発注数 1,174食 × 委託料単価(1食)486円
※県の損害額については、当時の校長等から弁済を受ける手続きを進めています。
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