外国人児童生徒等教育
外国人児童生徒等教育の方針
千葉県教育委員会では、「第3期千葉県教育振興基本計画」を策定し、令和6年度までの次世代へ光り輝く「教育立県ちば」プランを示し、多様なニーズに対応した教育の推進を施策としております。
また、千葉県では令和2年3月に「千葉県多文化共生推進プラン」を策定し、言語・文化・習慣の違いにかかわらず、全ての県民が地域社会の一員として共に生きていく「多文化共生」社会づくりの理念や取組の方向性等が示されました。
これら、「第3期千葉県教育振興基本計画」及び「千葉県多文化共生推進プラン」をもとに、外国人児童生徒等の教育が充実していくものとして令和3年3月に「外国人児童生徒等教育の方針」を策定しました。
外国人児童生徒等の受入れに関する行政担当者連絡協議会
外国人児童生徒等の受入れに関わる行政職員等を対象に、日本語指導及び就学に係る情報を共有することを通して、各市町村教育委員会の連携を図るとともに外国人児童生徒等の受入れ体制の充実を図ります。
外国人児童生徒等教育相談員派遣事業
外国人児童生徒等の母語を理解する者を、教員の補助者として県立学校に派遣することにより、教員と外国人児童生徒等及び保護者とのコミュニケーションの円滑化や、日本語指導、適応指導の促進を図るとともに国際理解教育の推進を目指します。
拠点校
令和3年度より重点支援校を拠点校へ移行し、定時制3校に設置し、外国人児童生徒等教育相談員の重点的な配置等により外国人児童生徒等教育の充実を図っています。
配置校
- 千葉県立生浜高等学校定時制
- 千葉県立市川工業高等学校定時制
- 千葉県立佐倉南高等学校定時制(令和3年度拠点校は千葉県立佐倉東高等学校定時制だったが、令和4年度より佐倉南高等学校定時制と統合されたため、拠点校も移転)
日本語指導担当者への研修
外国人児童生徒の日本語指導等にかかわる教員を対象として、教員の指導力向上を図るとともに、外国人児童生徒の受入体制の充実を図ります。
また、外国人児童生徒の指導に携わる担当者が、相互に情報交換することにより、日本語指導教室の充実を図ります。
帰国・外国人児童生徒の日本語指導担当者連絡協議会について
日本語指導担当者連絡協議会(年2回 オンライン)
日本語指導や生活支援等について、専門家の講義を受けたり、グループ協議を行ったりします。
日本語指導 初級指導者研修(年2回 集合型)
日本語指導経験1年目の担当者を対象とした研修。日本語指導の基本を講師から学んだり、参加者同士による情報交換をしたりします。
日本語指導 ステップアップ研修(年2回 集合型)
日本語指導経験2年目以上の担当者を対象とした研修。日本語指導の工夫・改善や指導の在り方を検討し、一層の指導力向上を図ります。
帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業
市町村が行う支援事業に対して、3分の2を国と県で補助を行う国の補助事業(帰国・外国人児童生徒等に対するきめ細かな支援事業)を令和4年度より実施しております。
学校の先生へ
日本語学習教材
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