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更新日:令和6(2024)年9月4日
ページ番号:313554
家庭学習の効果は、今まで実施した全国学力・学習状況調査の結果から明らかになっています。
ここ数年行っている全国学力・学習状況調査について国における分析結果から、概ね次のようなことが言えます。
以上を参考にしていただきたいと考えます。
以下は千葉県総合教育センターによる「全国学力・学習状況調査分析結果報告書」に関するページへのリンクです。
全国学力・学習状況調査結果(千葉県)の分析からも、家庭での学習の重要性が伺えます。
これまでの推移を見ると、改善傾向が見られる項目もありますが、継続した課題であることから、調査結果に基づいて検証し、児童生徒の学習習慣の確立や、家庭学習を充実させるための学校の取組について、一層の改善を図っていく必要があります。
以下は、報告書の家庭学習に関する部分の概要です。
家庭における学習習慣の定着が不十分な傾向にあります。児童生徒ともに、宿題をする割合は高いのですが、計画的な勉強や予習・復習をする割合は低く、学習態度が受動的であることがうかがえます。宿題とともに予習・復習のバランスのとれた、自主的・計画的な学習態度を育成する必要があります。
また、学習時間は全国に比べて少ない状況です。長時間勉強する児童生徒の割合は全国と比べてやや上回りますが、ほとんどしない児童生徒の割合もやや上回っています。また、携帯電話等を長時間利用する児童生徒が多く、学習時間の確保に影響を及ぼしていることが考えられます。
「宿題の与え方における教職員の共通理解」が全国を下回る状況が続いていることから、宿題については学級や教科担任に任されている現状が推測されます。学校全体としての基本方針に基づいた校内体制を整えることが必要です。
児童生徒の自主的な学習態度を育成するという観点から、継続的に働きかけることが大切です。また、「学習の仕方」を身に付けることは、能動的に学習を進める上での大切な条件です。児童生徒に「家庭での学習方法を具体的に教える」など、学校としての積極的な取組が必要です。
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