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令和3年度上総湊港海浜公園指定管理者管理運営状況評価

1概要

(1)施設名等

施設名	上総湊港海浜公園
指定管理者	公益財団法人富津市施設利用振興公社
指定管理期間	平成29年4月1日～令和4年3月31日
評価対象年度	令和3年度
第三者評価の有無（今回）	無
施設所管課	県土整備部港湾課

(2)施設の設置目的等

設置目的	港湾従事者や港を訪れる人々がくつろげるレクリエーション緑地として設置
指定管理者が行う業務の範囲	維持管理に関する業務 使用の許可に関する業務 その他港湾施設の目的を達成するため知事が必要と認める業務

(3)施設の運営状況

年度	利用者（人）	事業費等の内訳（千円）
		指定管理料 (A)	その他維持管理費 (B)	使用料等県収入 (C)	県の収支 (C-A-B)	（参考） 利用料金
令和3	3,039	6,333	961	0	△7,294	0
（参考） 令和2	2,947	6,333	0	0	△6,333	0

2評価結果

(1)管理運営状況評価

評価項目		評価	評価理由等
管理業務の実施状況に関する事項	施設の設置目的・法令等の遵守等	A	当該施設の設置目的を理解し、「いつでも　誰でも　快適に」を基本的な考え方として、適切な管理運営が行われていた。また、地方自治法、港湾管理条例、個人情報保護条例、情報公開条例等の関係法令を遵守し、適正な公園管理に努めた。
	安全性の確保	A	振興公社独自の「災害活動組織図」に基づき、市役所、警察、消防、医療機関との連絡体制を整え、災害等の事態に備えられていた。また、防犯対策として園内の見通しをよくするために樹木の枝透かし剪定・伐採を実施していた。
	適切な管理運営	S	草刈、芝刈といった植栽管理や園内全域の清掃、施設点検等を計画回数以上実施し、利用者の利便性及び安全の確保に努めていた。感染予防周知看板の設置や大型連休時のパトロールなどを実施し、新型コロナウイルス感染拡大防止のための周知活動を行っていた。駐車場や園路・遊歩道にたまった砂の除去を行った。また、ペットの散歩マナーについても周知を行ってた。
	適切な財産管理	A	樹木の管理については、殺虫剤の散布を行う等、適切な管理がなされた。また、照明灯の電球交換や漏水、盗水対策等、園内設備についても適切な管理がなされていた。
事業の企画運営に関する事項	事業の実施 （必須事業）	A	トイレや公園灯等の施設点検、除草や草刈り等の植物管理を基準回数以上行い、施設を安全で快適な状態に保つように努力していた。
	サービスの向上 自主事業 地域の連携等	A	アンケート調査や連絡先入りの看板の設置により施設利用者の意見を把握し、管理運営業務に反映していた。 ※自主事業として例年行っていた「ふれあい木工教室」や「ふれあいグラウンドゴルフ大会」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開催中止
施設利用状況に関する事項		A	振興公社のホームページや振興公社だよりの発行により、ハマヒルガオや海水浴場など当該公園の特性を活かした情報を公開し、利用拡大を図っていた。
管理運営体制		A	適切な職員体制を確保していた。また、公園管理に関する技術や経験を職員内で共有し、より適切な管理運営に努めていた。
収支状況		A	収支決算状況は概ね計画通りであり、予算の中で調整し、適切に執行していた。
利用者意見の反映 利用者満足度		A	アンケート等を活用したことで、当該公園の利用者のニーズを把握することができていた。利用者からの意見・要望等については、適切に対応できていた・
総合評価		良好

(2)特記事項

特に評価される点	振興公社独自の「災害活動組織図」が整備されていたため、災害発生時の対応や連絡などについて適切に行えていた。また、枝透かし剪定などによる防犯対策や計画回数以上の施設点検を行い、公園利用者の安全確保に努めていた。
次年度に向けて改善が望まれる点	改善が見られるが、アンケートの回答数が公園の規模や利用者に対して少ないため、より多くの利用者から回答をいただけるように、より工夫して取り組むこと。
前年度評価で改善が望まれると指摘された点とその改善状況	該当なし