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更新日:令和5(2023)年8月28日

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県政情報・統計

千葉県誕生150周年記念式典(第三部)

令和5年8月28日掲載

再生時間:1時間19分53秒

千葉県誕生150周年事業のキックオフとして、令和5年6月11日に松戸市の森のホール21と、21世紀の森と広場で千葉県誕生150周年記念行事オープニングイベントが開催されました。その中から、森のホール21の大ホールで実施した「千葉県誕生150周年記念式典」の様子を配信します。

第三部

  • 千葉県少年少女オーケストラ及び千葉交響楽団によるコンサート

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動画の内容

第三部

 

(司会)

大変お待たせいたしました。

第三部は千葉県が誇る音楽の魅力に触れていただきたいと思います。

千葉県は、合唱、吹奏楽、オーケストラ、そして、最近は野外ロックフェスティバルが開催されるなど、全国的にも音楽活動が大変盛んです。

特に学生の活動は、全国大会でも優れた成績を収めております。

その音楽が盛んな千葉県が全国で初めて自治体レベルの少年少女オーケストラが平成8年に誕生しました、それが、これから演奏いただく千葉県少年少女オーケストラです。

佐治薫子音楽監督のもと、28年にわたり国内外で演奏会を開催し、著名な音楽家との共演も重ねてまいりました。

千葉県が世界に誇るジュニアオーケストラとして成長を続けています。

 

本日は、フランスの作曲家ビゼーの代表作のひとつ「組曲カルメン 第1番、第2番より」をお届けします。

指揮は横山奏さんです。それではお願いいたします。

 

【演奏】

 

(司会)

指揮の横山さん、そして千葉県少年少女オーケストラ、そして佐治音楽監督、素敵な演奏有難うございました。どうぞ今一度大きな拍手をお送りください。

それでは少年少女オーケストラの皆さん、御降壇ください。

 

ここで舞台転換のお時間がございますので、再び指揮の横山さんに御登壇いただきまして、少しお話をお伺いしてまいりたいと思います。

横山さん、お願いいたします。

 

(横山氏)

はい、よろしくお願いします。

 

(司会)

お疲れのところありがとうございます。

 

(横山氏)

むしろ、素晴らしい音楽で元気をもらっています。

始める前より元気になっています。

 

(司会)

そうですか。よかったです。

今回、千葉県少年少女オーケストラとの共演初めてとお伺いしましたが、いかがでしたでしょうか。

 

(横山氏)

どうでしたかみなさん。すばらしいですよね。ありがとうございます。

恐るべき子供たちと言うか、というか子供たちって本当に恐るべしものだなあって再確認されたようなあのコンサートでしたけれども、もう本当にあの隅から隅まで教育がすごく行き届いていて、音楽的にその僕がお願いしたことに対しての反応もすごくいいですし、もうやったこと全てスポンジが水を吸収するって、まさに言葉通りのような子供たちで、何でも応えてくれる、それでなんかお話とかを聞く時の集中力もすばらしいし、何か聞いてみてもすぐにちゃんとはっきり答えるし、手上げるときはピシッとあげて、立ち上がる時はパッと立って、本当に音楽的な部分もそうだし、いろいろな生活面でもすごい行き届いてる子供たちで素晴らしいなあと思いました。

 

(司会)

ありがとうございます。

あの小学校の4年生から大学の2年生までのみなさんが在籍してらっしゃるということでしたが、横山さん御自身も小さいころから音楽をやってらっしゃったんですよね。

 

(横山氏)

はい、僕は歌うのが好きで、小学生のころからミュージカルで歌って踊ったりとかもしていて、あとは小学校の必修クラブで和太鼓とかを始めたのがきっかけで、打楽器にも興味を持って、中学校の吹奏楽部に行って打楽器パートに入ったことで、そこからそういうクラッシックっていうものに目覚めて、で今に至るっていうような感じです。

 

(司会)

子供たちがこうした文化活動に触れて、たくさんのことを学んでくださると、あの未来が明るいなあという感じがしておりますけれども、いかがでしょうか。

 

(横山氏)

未来っていうことになるとね、千葉県もこうして150周年を迎えましたけれども、僕がこうやって子供たちと一緒に何かを作っていくとか、子供たちに何かを教えてあげる、まあそれによって自分が学ぶことも多いですし、すごく好きなんですけれども、でも子供たちとこう相対したときに僕が気をつけているのはそれこそ未来っていうもので、その子供たちの成長とか、目の、目の前で育っていく姿だけじゃなくて、子供たちが大きくなったさらに大人になった時に、親になった時に、もしくは教育者になるかもしれない。その子たちがまた小さい子供を教えて、その子供たちがまた笑顔になって育っていく、そこまであの想像することが必要なんじゃないかなと思っていて、あの何でしょう、今もね教育っていうと150年の中で昔は殴る蹴る当たり前だったのが今ではもう絶対にありえないですし、あの、学校の先生は絶対的で子供はあの、それに従って何でも言うこと聞いてっていうのも、今では考えられないもっと今はきっとフラットな関係で、こう一人の人間同士との人間と人間の付き合い方っていうのが大切な気がしますけれども、きっと、そう、その中で教育って本当にどんどん変わってきて、いまだにやっぱり体罰とかあったりとかするじゃないですか、痛々しいですけど、でも体罰をした先生ってきっとそう、自分もそう育ってきて、その先生に体罰をした前の先生はきっと自分の教え子がまさか将来的にその子供を殴るなんてきっと思ってもいない、そこまで想像してなかっただろうなあと思うんですね。

 

でも、今、きっと僕たちは、未来、子供たちの未来とか将来、って考えたときに、今、じゃあ教育ってなんだ、あのー今子供たちをどうやって育てるべきかって考えている時点でもう手遅れなんじゃないかと思う時があって、そうじゃなくて、もう今目の前の子供たちもそうですけど、そのさらに子供たちがどう育っていくかのために、将来の教育者がどのように育っていくか、っていうことまですごく想像が必要だと思っていて、50年後とか、100年後、もうもしかしたら自分が生きていない時代の子供たちに、今、僕が目の前にいる子供たちに発言するちょっとした一言とか、ちょっとした振る舞いとかが影響するかもしれない、そういうのに恐れを感じながらもまあそこに希望を見出して、えーと子供たちにこう接していくっていうのが、まあ僕すごく気を付けていることで、未来って考えると本当に目の前のことだけじゃなくてその先のことまで考えて、教育していかなきゃいけないな、なんて、あ、ごめんなさい、なんかすごい長くなっちゃいました話が。

 

(司会)

いいえ、ありがとうございます。

今度3月にですね、千葉県少年少女オーケストラは東京芸術劇場で定期演奏会を予定していまして、井上道義さんの指揮で演奏されるということなんですが、それに向けたメッセージありましたらお聞かせいただけますでしょうか。

 

(横山氏)

これも、今回の千葉県の150周年記念っていうものに繋げまして、オーケストラの方もその年度、その年に合わせて、じゃあ、東京芸術劇場っていう、世界に誇る素晴らしいコンサートホールがあるんですけれども、そこに子供たちを送り込んで日本とか世界中に千葉県に少年少女オーケストラありと知らしめるすごくいい機会だと思うんです。

 

で、しかも指揮者は2024年来年をラストイヤーにもう引退するとすでに発表している日本人の世界的な指揮者井上道義先生、僕もお世話になっている大先輩の先生ですけれども、その道義先生が指揮を振ってくださる、もう必ず素晴らしいことになること間違いないので、あの千葉県民の皆さん東京のコンサートホールでやるからって、じゃあいいやと思わずに是非池袋まで足を運んでいただいて、子供たちを応援していただければなあと思います。

 

(司会)

ありがとうございます。

横山さんお疲れのところ大変ありがとうございました。

 

(横山氏)

よろしいですか。はい、ありがとうございました。

 

(司会)

続きましては千葉交響楽団の皆様の演奏をお楽しみいただこうと思うのですが、その前に音楽監督の山下一史様に御登壇いただきたいと思います。

山下さんよろしくお願いいたします。

千葉交響楽団の山下一史さんです。

 

(山下)

山下一史です。こんにちは。

 

(司会)

演奏前のお時間をお借りして申し訳ございません。

今から千葉交響楽団の演奏、非常に皆さん楽しみにしていらっしゃると思うんですけれども、山下さんはこの交響楽団の指揮、それから音楽監督をなさって8年が経つということですね。

 

(山下)

あの丸7年過ぎて今8年目です。はい。

 

(司会)

いかがですか?

 

(山下)

いや、あのまあ石の上にも3年という言葉がありますけども、長くやるということはとっても大事なことだなあと思います。

いろいろな方とやっぱり知り合いになれて、もちろんオーケストラ以外の、オーケストラとはね音楽の共通言語ですからすぐ仲良くなれるんですけども。

まあ理解しあえるんですけど、千葉のその県の方々とかそれから千葉のまあ財界の方々とか、またはお客様とかそういう人たちとの関係をやっぱり築いて行くっていうのには時間がかかる。

 

(司会)

はい。8年もの間ありがとうございます。

 

(山下)

いえいえこちらこそ。もう、あのやっぱり指揮者っていうのは客演指揮者とそのポジションのある指揮者の違いなんてのは皆さんあんまりおわかりにならないかもしれませんけど、僕留学時代にあのベルリンに留学してたんですけど、その時にヘルベルト・フォン・カラヤンもう亡くなって随分経ちましたけど、彼のアシスタントしてたんですけども、彼に言われた言葉で今日はここ明日はここっていうふうに、いわゆる客演指揮をして回るのは絶対に良くないと、自分のオーケストラを持ってそのオーケストラと集中して半年仕事をしなさい。で、残りの半年はそこで作ったレパートリーを持って客演して良いと、そうしないと指揮者ってやっぱり音出しませんし、自分の楽器ってものをしっかり持ってその楽器とともに成長していくってことがとっても大事だってことを彼は言ってくれたと思うんですけど、それがですねえ、まあいろんな時に時間できるんですけども、今までで一番実感できているのがこの千葉響との7年間です。

 

(司会)

はい。そうですか。あの今後もあの県誕生の150周年を記念した演奏会が各地で開催されると聞いておりますけども、教えていただけますか。

 

(山下)

あの12月に市原で行います。

市原って町はたまたまなんですけどもロータリークラブの皆さんと少し仲良くなれてですね、ロータリークラブ周年事業で千葉響を呼んでくださったりとかそういうおつきあいができています。で、たまたまなんですけれども、今年の12月にコンサートができることになりました。

小井土文哉さんていう20代のまだ若いピアニストですけど、僕はあるところで共演してとっても素晴らしかったので是非来てほしいということで、彼をソリストに迎えてラフマニノフの2番のピアノコンチェルトをやります。その他には市原の中学校のブラスバンドの人たちですね、そのメンバーの人たちと千葉県交響楽団の共演というのも予定されています。

 

(司会)

そうですか。

今日はあの千葉県少年少女オーケストラの演奏が今ありましたけど、いかがでしたか。

 

(山下)

すごい上手でしたね。これあとやるのは結構プレッシャーなんですけども、皆さんお気づきになりました?今セッティングして譜面台が出てきましたよね。

少年少女オーケストラって譜面台なしで、子供の能力っていうかすごいですね。

 

(司会)

暗譜してらっしゃるんですね。

 

(山下)

まあ、大人になると少しずつ錆びてきてダメになるんですけども、でもその子供の可能性ってすばらしいと思いましたね。

 

(司会)

山下さんもやはり小さいころから音楽に慣れ親しんでらっしゃった?

 

(山下)

そうですね。小さいころピアノ弾いてました。

 

(司会)

やっぱり小さい頃からそういうところに慣れ親しんでいると大人になってもそういう音楽のことを趣味にしたりとかという、まあいろんなところで広がるチャンスがありますね。

 

(山下)

そうですね。数日前に千葉交響楽団は浦安でですね、音楽教室やりました。小中。

あそこはあのこちらが学校の体育館に出かけて行くという方式ではなく、市の文化会館にお呼びしてやるというやり方でやったんですけども、そのそういう子供たちにその聞かせるってのはすごく大事な千葉響の仕事、柱になっています。

 

日本の場合はどうしても音楽を教えてしまうんですよね。

こんなこというとちょっと怒られちゃうかもしれないけど、音楽なんてものはその教えられてどうのっていうね、まあプロになろうって人は別ですよ。

けど普通の人にこう教えてしまったらこれは勉強するものだと思ってしまうんじゃないでしょうか。

 

(司会)

そう思いますね。

 

(山下)

そうですよね。実は本当は自然にですね、例えば美術館に行って絵を見て、あーこの絵はいいなあとか色々感じますよね。それと同じようなことを音楽会でも感じていただければいいんですけど、とかくやっぱりクラッシックのコンサートってのは敷居が高い、そういう部分があるんじゃないかなってそういうふうに思います。

 

(司会)

なかなか知らないとちょっとハードルが高くて、行っても大丈夫だろうかとかね。

 

(山下)

そんなことはない。だから僕は浦安ですねえ小中学校の生徒たちに言ったのですよ。音楽は感じればいい。演奏会に来てただ座って気持ち良ければ寝ちゃってもいいわけですよね。それに大人がめくじら立てる必要は全くないのね。

大人は子供の可能性を最大限伸ばしてあげられるのが大人じゃないかな。

 

(司会)

ありがとうございます。では、交響楽団の演奏を楽しみにしております。

ありがとうございました。

 

(山下)

お楽しみください。どうもありがとうございました。

 

(司会)

大変お待たせいたしました。

本日の記念式典最後のプログラムになります。

千葉県が誇るプロオーケストラ、千葉交響楽団の演奏です。

千葉交響楽団は、昭和60年に設立されたニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の活動を引き継ぐ形で平成28年10月に千葉交響楽団に改称しまして、現在まで活動されています。

定期演奏会をはじめとしまして、県民芸術劇場や小中高等学校音楽鑑賞教室など多くの演奏会を開催されています。

 

本日も指揮を振っていただきます山下一史(やました かずふみ)さんは平成28年の4月から音楽監督をお勤めいただいております。「おらがまちのオーケストラ」を掲げて精力的に活動されています。

 

本日演奏していただきますのは、

ドリーブ作曲 コッペリアよりマズルカ、ワルツ、シベリウス作曲 カレリアより行進曲、アンダンテフェスティーボ、ヴェルディ作曲 アイーダより凱旋行進曲の5曲です。

それでは千葉交響楽団の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

 

【演奏】

 

ありがとうございました。

それでは最後に、千葉交響楽団と千葉県少年少女オーケストラによる共演をお楽しみいただこうと思います。で皆様おなじみの「ラデツキー行進曲」をお届けいたします。

この曲はこの方にも応援に来ていただきます。チーバくん。

そして、指揮の山下さんにも再び御登場いただきます。

 

(山下氏)

皆さん、今日はありがとうございました。

コロナの間はですね一緒に歌ったりできなくて、我々音楽教室の中にいても、生徒さんたちと一緒に歌ったりできないことが残念だったのですけども、だんだん戻ってきておりまして今日は歌は無理でも手拍子で参加してください。

それではよろしくお願いいたします。

 

【演奏】

 

(司会)

千葉交響楽団、千葉県少年少女オーケストラの皆さん、山下一史さん、そしてチーバくん、ありがとうございました。

素晴らしい演奏でした。御降壇ください。

チーバくんありがとう。山下一史さんありがとうございました。

千葉交響楽団の皆さんもありがとうございました。

 

この後も、小ホールにおきましては「DANCE Fes.in CHIBA」を開催されております。ぜひお立ち寄りください。

また、今回、皆様から「未来の千葉県へのメッセージ」を募りました。

本日ロビーに掲示しておりますので、こちらも御覧ください。

 

今後も、来年の6月まで、千葉県誕生150周年を記念しましたイベントを、県内各地でさまざまに催されます。ぜひ御期待ください。

 

本日は、御来場くださいまして誠に有難うございました。

お忘れ物なさいませんよう、お気をつけてお帰り下さい。

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