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更新日:令和5(2023)年12月22日
ページ番号:20868
日時 | 令和元年7月18日(木曜日)10時30分~10時49分 |
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場所 | 本庁舎1階多目的ホール |
動画 | 令和元年7月18日知事定例記者会見(動画) |
知事
はじめに、「子ども参観日」キャンペーンについて、お話をさせていただきます。
「子ども参観日」は、千葉の未来を担う子供たちが、親の働く姿を見たり、その仕事を体験することで、働くことの大切さを知るとともに、将来の職業への夢を育んでもらう取り組みでございます。今年も夏休みの期間などを利用して、県内30の企業や団体が、職場見学を実施するほか、工場での作業や介護施設での車いす介助など、職場の特色を活かした仕事体験などを行う予定でございます。今月26日には、県庁でも「子ども参観日」を開催し、庁舎内の見学や、自分のお父さんやお母さんの職場を訪ね、名刺交換や会議の準備などの仕事を体験いたします。当日は私も参加しまして、子供たちからの質問に答えたり、記念撮影を行う予定でございます。子供たちには、大きな夢や希望を持ち、いろんなことにチャレンジしてもらいたいと思います。そして、将来、大人になったときに、社会のさまざまな分野で活躍してくれることを期待しているところでございます。
知事
次に、東京オリンピック・パラリンピック開催1年前を記念したイベントについて、お話しします。
来週、24日は、オリンピック開催のちょうど1年前に当たります。いよいよ1年後に迫った大会に向け、機運を盛り上げ、県内で開催される競技をより身近に感じていただくため、今月27日と28日にイオンモール幕張新都心で記念イベントを開催いたします。メインステージでは、レスリングで4大会連続メダルを獲得いたしました吉田沙保里さんや、日本ゴールボール選手権で優勝経験のある辻村真貴選手が登場するほか、テコンドーや車いすフェンシングなど、現役で活躍するトップアスリートやメダリストたちが、競技の魅力を存分にアピールしていただけます。また、おもてなしの機運を高めるため、「おもいやり」「スマイル」「クリーン」を合言葉に活動している「オール千葉おもてなし隊」のトークショーには、千葉県出身のタレント保田圭さんも駆けつけ、会場を盛り上げます。このほか、会場では、お子様でも楽しめるフェンシングの体験や、オリンピック聖火リレーに関する展示、大会の食材調達基準「GAP」について楽しく学べるクイズコーナーなど、さまざまな催しを用意していますので、御家族みんなでぜひお越しくださいませ。県では、県内各地の歩道橋や主要な駅などに、大会マスコットやエンブレムをデザインに取り入れた横断幕やポスターを掲示し、さらなる機運醸成を図ってまいります。
知事
引き続き、東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げる取り組みのお話でございます。
千葉県は、全国でもトップクラスの花の産地でございます。県では、東京オリンピック・パラリンピックの会場となる幕張エリアで、この夏、「千葉の花」の魅力を伝え、「おもてなし」の機運を高めるさまざまなイベントを展開します。まず1つ目は、先ほどお話しした1年前イベントにおいて、オリンピックなどの勝者にメダルとともに贈られる「ビクトリーブーケ」をつくる体験教室を開催いたします。教室ではひまわりなど県産の花を使った自分だけのオリジナルのブーケづくりが楽しめます。2つ目は、花を使った「おもてなし」でございます。幕張エリアの表玄関である海浜幕張駅前の花壇に、ウェルカムディスプレイを設置するほか、来月からは、周辺ホテルのロビーなどでも花の展示を行います。また、幕張新都心地区内の15の企業や団体が参加する「花壇づくりコンテスト」を開催いたします。3つ目は、「花ロゲin幕張」の開催でございます。地図をもとに、時間内にチェックポイントとなる花壇などをチームでめぐって得点を集める「フォトロゲイニング」を、来月4日に県として初めて開催をいたします。また、花や緑の風景などの写真を撮ってインスタグラムに投稿すると、抽選でチーバくんリュックや千葉の花などがもらえる企画も用意しているところでございます。この夏は、ぜひ「千葉の花」を見て、体験して、楽しんでいただきたいと、そのように思います。本日は、東京オリンピック・パラリンピック大会を盛り上げるさまざまな取り組みを紹介いたしました。これらのイベントを通じて、県民の皆様に大会をより身近に感じていただき、おもてなしの機運を高めていきたいと思います。
知事
最後は、「この時期にお勧めの耳寄り情報」でございます。
いよいよ夏本番を迎えます。今年も夏の夜空を美しく彩る花火大会が県内各地で開催されますので、御紹介をいたします。まずは、今月27日に富津市で開催される「富津市民花火大会」でございます。見どころは、東京湾で打ち上げられる花火の中でも最大級の「水中二尺玉」でございます。直径400メートルを超える大輪は、圧倒的な迫力でございます。また、来月3日には、銚子市で「銚子みなとまつり花火大会」が開催されます。利根川の真ん中から打ち上げられるスターマインや尺玉など、多彩な花火を川岸から楽しむことができます。さらに、花火大会の翌日には、勇壮な御輿が港町を練り歩きます。このほかにも、7月から8月にかけて、県内各地で華やかな花火が千葉の夜空を彩ります。千葉の夏は、海水浴やお祭り、グルメなど魅力が盛りだくさんでございます。ぜひ、御家族やお友達とお越しください。皆様を「おもてなしの心」でお迎えいたします。
私からは以上でございます。
記者
よろしくお願いいたします。まず、相次ぐ教職員の不祥事についてお伺いしたいと思いますが、昨日もまた発表がありまして、監督責任を除くと今年度8件目の懲戒処分となっています。昨年度のこの時期を上回るペースとなっています。この事態を受けて、昨日、澤川教育長が教職員向けに緊急メッセージというものを出されたのですけれども、ただ、内容は「児童・生徒を恋愛の対象としないこと」といったような内容で、正直情けなく思うわけです。子供に教えて育てるはずの先生の質が著しく低下していると思えるのですが、知事はどういうご認識をお持ちでしょうか。
知事
そうですね、今、記者さんの言っていることは、そのとおりだと思いますよね。やっぱり児童・生徒を指導すべき立場の教職員の不祥事がこれだけ続くと、どうなんだと、それはお怒りになるのは当たり前だし、またそれと同時に、私たちが強く、全ての職員に強い自覚と責任を持ってしっかりと取り組んでくれと、そのような思いでありますし、教育長にも指示しているところでございます。
記者
昨日発表になった事案ですが、女子更衣室に忍び込んで生徒の下着をさわったという中学校の男性教諭が懲戒処分になったというものですが、ほかにも今年度はわいせつですとか飲酒運転ですとか体罰ですとか、さまざまな事案で懲戒処分を受けているという状況です。ここでちょっとお伺いしたいのですが、もし知事に学校に通う年ごろのお子さんがいらっしゃったら、安心して県教委の管轄する学校に通わせられますか。
知事
ほんとにね、これはもう大変残念なことであり、学校に通うお子さん、それから父兄の方に、そのような心配を持たせてはいけないと私は思っておりますので、そういう事案が二度と起こらないように、しっかりと、毎度私どもも強く言っているんですけれども、もっともっと強く指示してまいりたいと、そのように思っております。
記者
知事御自身としては、この千葉県の学校に通わせられますか、お子さんがいらっしゃると。
知事
それは、もちろん千葉県でいる以上、そういう公立の学校、それはもう行かせますけれども、でもそういうことがないように、例えば一般父兄としたら、しっかりと教職員、それから教育委員会のほうに言っていかなければならないと思います。いずれにいたしましても、そういう不信、そういう気持ちを持たせること自体、これはいけないことだと思います。ですから、そういうことがないように、もう二度とないようにと、教育長に強く指導したところでございます。
記者
最後にですけれども、こういった質問をしておきながら、本来こういったことは知事にお聞きするべきことなのかということも若干違和感を持ちつつも、あえて尋ねるのですが、ほかの自治体では教育長が定期的に記者会見を行って県民に発信しているところもあります。ただし、千葉県では記者クラブとの定期的な意見交換の場を持つようにというふうに澤川教育長に求めているのですけれども、ほぼゼロ回答に近いという現状です。懲戒事案ですとか、さまざまな事務ミスというのが頻発している中にあっても、教育委員会のトップの教育長が出てこないということは、記者との対話を避け、ほっかむりをしているようにも思えるのです。こういった教育長のスタンスというのは、果たして子供や保護者をはじめとする県民と本気に向き合っているのか、県教委の体質を変える気が本気であるのかと思うのですが、教育長自ら記者クラブとの対話に臨んで説明する場を持つべきではないでしょうか。いかがでしょうか。
知事
報道対応については、教育委員会としての考えがあってのことと思いますが、やっぱり県民に対して説明することがあればきちっと説明していくのが、私はこれからはあるのではないかなと、そのように思います。
記者
教育長が我々との対話に臨む必要性についてはいかがでしょうか。
知事
そうですね。それは、そのような事案だとか機会があれば、それがイコール県民に対して説明していくことであるならば、そういう機会を持っていただきたいなと思いますけどね。それは教育委員会としてお考えになると私は思っております。
記者
ありがとうございます。
記者
私からは参議院選の関係でお尋ねしたいと思います。先日、県選管から最新の期日前投票の結果が発表されましたが、1日当たりの平均投票数を前回と比較しますと、前回をわずかながら下回っているというのが現状です。まず、期日前投票が伸び悩んでいる現状について、知事の受け止めをお聞かせください。
知事
私は期日前投票に行ったんですよ。そうしたら結構いたものですから、「あっ、これは結構、期日前投票、来ているな」と肌で感じたんでございますが、実際に集計してみると案外伸びないという声を聞いて、大変残念だなと。これは、今日いらっしゃっている記者の皆さんも、ペンでいろいろ、みんな行こうよ、大事だよということは、書いてくださったり映像を流してくださったりしております。僕からも根気よく、特に若い人たちに私たちは訴えていかなければならないのかなと、そのように感じているところでございます。
記者
県内の参院選投票率、6年前は50%を割り込んで、前回は辛うじて50%を回復しましたけれども、今回は前回を上回る投票率を県として目指していくというスタンスでよろしいでしょうか。
知事
もちろん、私どもは前回よりもいい投票率ということを願ってやっているんでございます。ただ、この投票というのは、そのときの天候だとかいろんなことが左右するものでね、本当に心配ですよ。
記者
わかりました。ありがとうございます。
記者
発表案件ではないですけれども、県とかで何か把握していることがあればということでお伺いしたいのですが、今年、ちょっと梅雨が続いて、非常に日照不足の状況が続いています。なので、熱中症の患者とかが少ないのは喜ばしいことだと思うのですけれども、一方で、農作物とかが、ここまで日照不足が続いてしまうと、大なり小なり生産に影響が出てくると思うのですが、千葉は農業県でもあるということなので、現状で例えばこの過剰な日照不足によって何か実害が出ていて、それに対してどういう対応をするとか、あるいはそういう日照不足の状況で、被害など影響の収集に努めているとか、その辺、県としてどのような対応をしているのか、現状を把握しているのかをちょっと教えてください。
知事
そうですね。しかし、これだけお天道さんが出てこないと、皆さんもそうでしょうけれども、何か憂鬱で、いま一つ力が出ないのが現状でございます。でも、去年は早過ぎましたね。6月29日前後でしょう、梅雨明けが。平均でありますと大体7月21日が梅雨明けらしいんです。その前後がですね。だからそういうことも含めて、私ども、早く明けてほしいと思うのでございます。ただ、今回の長雨の影響についてでございますが、一部の野菜で出荷量が減っているものの、そのほかの主力となる野菜では収穫の終盤となっており、影響は少ないと聞いているところでございます。その辺、担当部局、ちょっと詳しく説明してもらっていいですか。
職員
今、知事のお答えのとおり、千葉県の野菜は大体秋から冬、春にかけてが生産のメインということで、7月、8月になりますと出荷量が減ってくる時期になっております。とはいえ、キュウリとか一部ではまだ生産が行われておりまして、キュウリでは出荷量が減っているというような状況であります。それから、これから収穫を迎えますお米と梨については、やはりこの長雨と低温というのは病気にかかりやすい条件になってきますので、私どもとしては技術対策、特に病気の発生が見られた場合には、適切に防除しましょうというような技術対策資料を発信して注意喚起をしているようなところでございます。
知事
技術関係の資料を7月10日に、そのようなつもりでおります。農業事務所やJA等を通じて農家に提供したいと、そう思っているところでございます。
記者
わかりました。ありがとうございます。
記者
かんぽ生命保険で、不適切な保険契約の乗りかえ問題が発生したと思うのですが、この問題に関連して県で把握できている相談、寄せられている相談などがあれば教えてください。
知事
今回のかんぽ生命の報道を受けての相談は、県内の消費生活相談窓口においては1件入っております。ちょっとその辺詳しく説明しますか。いいですか。
職員
はい。
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