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更新日:令和5(2023)年5月30日
ページ番号:19922
豊かな風土に恵まれた千葉県は、古くから有力な寺社や貴族の荘園などで栄え、多くの寺社が建造されました。
中でも香取神宮は、国の平和を守る特別な神社として、明治時代以前は伊勢・鹿島と並び日本に三社しかない神宮として多くの人々の信仰を集めました。
約800年の昔から伝わる祭事「神幸祭(しんこうさい)」は毎年4月に行われ、12年に一度の午年には、およそ3,000名が4キロメートルもの大行列を組み、壮麗な祭り絵巻が繰り広げられます。
江戸時代になると、人々はようやく旅を娯楽として楽しむようになり、その目的は主に寺社への参詣でした。
日数もかからず、船や籠(かご)などで手軽に訪れることのできる房総の寺社は、まさに格好の行楽先でした。
県内最多の初詣客でにぎわう成田山新勝寺は、平安時代後期、平将門の乱を平定するために不動明王(ふどうみょうおう)を祭ったことが始まりです。
当代随一の人気を博した歌舞伎役者、市川團十郎が篤く信仰したことで人気を集め、本尊の御開帳(ごかいちょう)時(現在の秘仏公開)には、江戸から成田までの街道が参詣客で埋まったとも伝えられています。
市川宗家の屋号は「成田屋」で、成田との縁の深さがうかがえます。
誕生寺は、創建以来幾度かの地震と津波の被害を受け、江戸時代中期に現在の場所へ移りました。
日蓮上人(にちれんしょうにん)生誕ゆかりの地として信仰を集めています。
笠森寺は、切り立った岩山に立つ観音堂が、全国唯一の「四方懸造り(しほうかけづくり)」として注目され、安藤広重の浮世絵にも描かれています。
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