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更新日:令和6(2024)年2月19日
ページ番号:6155
雪ちるや 吉原駕の ちうをとぶ
おらが世や そこらの草ももちになる
萩の葉に しかのざれけり 春の雨
名月を にぎにぎしたる わらは哉
なくななくな それ程まめで 帰る雁
冬かれて からうすかたり かたりかな
以上の六葉が伝えられ、まぎれもなく一茶の真筆であり、代表的な名筆とされる。
半場里丸と一茶は、一時葛飾派の統率者、溝口素丸が門下になったことで両者の関係は深く、里丸が一茶に経済的支援をしたのでその返礼がこの短冊であろうと考えられている。
一茶の推敲過程を知る貴重な資料であると共に、一茶と里丸の関係を知る貴重なものである。
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