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ちばテクトップ > 千葉県立テクノスクール(愛称:ちばテク)一覧 > 千葉県立我孫子テクノスクール(愛称:ちばテク我孫子校) > 第62回技能五輪全国大会「造園職種」で敢闘賞受賞
令和6年11月23日から11月24日にかけて、愛知県の常滑市で開催された第62回技能五輪全国大会の造園職種において、当校の造園科に所属する森直優選手が敢闘賞を受賞しました。当校の入賞は2度目で、2年連続での受賞という快挙を達成しました。
完成作品と森直優選手
野面積み
敷石・小舗石の据付け
垣根の制作
植栽・張芝
技能五輪全国大会は、青年技能者の技能レベル日本一を競う技能競技大会です。次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供することで技能の重要性や必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることを目的に毎年開催されます。全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会等を通じて選抜された者(23歳以下)が出場します。国際競技大会(通称:技能五輪国際大会)は2年毎に開催され、国際大会開催の前年の全国大会は、国際大会への派遣選手選考会(国際技能競技大会予選)を兼ねています。造園職種においては、国際技能競技大会予選を兼ねる場合は、2名1組で、国際大会のない年は1名で作業を行います。毎年、11月頃に実施され、2日間にわたる作業を通して、造園技能を競います。
作業時間10時間で、縦2.5m、横3.5mの区画に野面積み、敷石・小舗石の据付け、選手自身がデザイン考えて施工する竹垣、植栽、張芝等が組み込まれた課題を一人で制作します。造園に必要な基本的な技能に加え、高度な技能が多く含まれており、何度も練習を重ねないと、時間内で綺麗に仕上げるのが難しい課題になっています。
当校の造園科(1年課程)では、技能五輪や若年者ものづくり競技大会に積極的に挑戦しています。また、1年間の訓練を通じて、造園に関連する多くの資格を取得できるのも特色の一つです。日本庭園の歴史から作庭における匠の技を学び、日本庭園や洋風庭園、植栽工事等様々な造園工事に携われる技能者を目標に訓練を行っています。造園は、植物を扱い癒しの空間を創出するとてもやりがいのある仕事です。緑のエキスパートを目指して、当校の造園科で学んでみませんか。
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