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ホーム > くらし・福祉・健康 > 健康・医療 > 保健所(健康福祉センター) > 市原保健所(市原健康福祉センター) > 大麻に関する誤った情報に注意してください!|市原保健所(市原健康福祉センター)
麻薬や覚醒剤、大麻、危険ドラッグなどの薬物の乱用が大きな社会問題となっています。
特に大麻については、近年、検挙人員が過去最高を更新し続け、増加の一途をたどっています。中でも、10代や20代の若年層における乱用は深刻な問題となっています。
その原因には、SNS等で、「大麻には害がない」などの誤った情報の拡散があると言われていますが、大麻は、幻覚作用や記憶障害、学習能力の低下を引き起こす有害な違法薬物です。
違法薬物の乱用は重大な犯罪です。好奇心や遊びのつもりでも、一度使ってしまえば自分だけでなく、家族や友人など 周りの人も不幸にします。誘われたときは十分注意し、はっきり断ること、一人で悩まず友人や家族に相談することが大切です。薬物の危険性を正しく理解し、薬物乱用を許さない社会を目指しましょう。
令和5年(2023年)12月に「大麻取締法」・「麻薬及び向精神薬取締法」が改正されました。
大麻を「麻薬」として位置付け、所持や譲渡は、他の規制薬物と同様に「麻薬及び向精神薬取締法」による規制に移行しました。既に禁止されている「所持」や「譲渡」に加え、新たに「使用」が禁止されたほか、これまで「5年以下の懲役」とされていた単純所持罪の罰則が「7年以下の懲役」とされるなど、厳罰化されました。
医薬品を、決められた量を超えてたくさん飲んでしまう「オーバードーズ(OD)」と呼ばれる行為が、近年一部の青少年の間で広がっています。危険な行為なので、絶対にしてはいけません。
医薬品には様々な成分が含まれており、オーバードーズすることでその中のいくつかの成分が致死量を超えてしまうこともあります。また、様々な成分による複合的な作用により、中毒症状の治療が困難になることもあり、大変危険です。
法律によって承認された医薬品は、病気やけがの治療を目的としていて、その取扱いや使用目的・方法には、明確なルールが定められていますのでそれ以外で使用すれば乱用となります。医薬品は用法容量を守り、適切に使用しましょう。
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