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千葉県内における令和元年上半期の建築着工状況について

＊1  建築着工統計調査：建築物の着工動態を明らかにし、建築及び住宅に関する基礎資料を得ることを目的とし、国が行っている調査

＊2  新設住宅：新築、増築や改築によって住宅の戸が新たに造られるもの

＊3  建築物：全ての建築物（住宅、産業専用の建築物（事務所、店舗、工場、倉庫など））

1　新設住宅の着工戸数

（1）着工状況

• 新設住宅の着工戸数は、21,907戸で、前年同期に比べ676戸の減（▲3.0％）
• 新設住宅の床面積の合計は、1,846千平方メートルで、前年同期に比べ56千平方メートルの増（3.1％）
• 一戸当りの床面積は、84.3平方メートルで、前年同期に比べ5.0平方メートルの増（6.3％）

区分	新設住宅の 着工戸数 (戸)	新設住宅の 床面積の合計 (千平方メートル)	一戸当りの 床面積 (平方メートル)
令和元年(1)	21,907	1,846	84.3
平成30年(2)	22,583	1,790	79.3
(1)-(2)	▲676	56	5.0
((1)-(2))／(2)	▲3.0％	3.1％	6.3％

（資料1参照）（PDF：86KB）

（2）利用関係別戸数

• 持家_*4は6,298戸で、前年同期に比べ391戸の増（6.6％）
• 貸家_*5は7,285戸で、前年同期に比べ2,055戸の減（▲22.0％）
• 分譲住宅_*6は8,012戸で、前年同期に比べ1,195戸の増（17.5％）
• 給与住宅_*7は312戸で、前年同期に比べ207戸の減（▲39.9％）

区分	持家 (戸)	貸家 (戸)	分譲住宅 (戸)	給与住宅 (戸)	計 （戸）
令和元年(1)	6,298	7,285	8,012	312	21,907
平成30年(2)	5,907	9,340	6,817	519	22,583
(1)-(2)	391	▲2,055	1,195	▲207	▲676
((1)-(2))／(2)	6.6%	▲22.0%	17.5％	▲39.9％	▲3.0%

（資料2参照）（PDF：52KB）

＊4  持家：建築主が自分で居住する目的で建築するもの

＊5  貸家：建築主が賃貸する目的で建築するもの

＊6  分譲住宅：建て売り又は分譲の目的で建築するもの

＊7  給与住宅：会社、官公署、学校等が社員、職員、教員等を居住させる目的で建築するもの 

（3）分譲住宅戸数の内訳

• 一戸建等住宅_*8は、5,963戸で、前年同期に比べ685戸の増（13.0％）
• 共同住宅_*9は、2,049戸で、前年同期に比べ510戸の増（33.1％）

区分	一戸建等住宅 (戸)	共同住宅 (戸)	計 （戸）
令和元年(1)	5,963	2,049	8,012
平成30年(2)	5,278	1,539	6,817
(1)-(2)	685	510	1,195
((1)-(2))／(2)	13.0%	33.1％	17.5%

（資料2参照）（PDF：52KB）

＊8  一戸建等住宅：一戸建住宅、長屋建住宅

＊9  共同住宅：一つの建築物（一棟）内に二戸以上の住宅があって、広間、廊下若しくは階段等の全部又は一部を共有するもの

（4）資金別戸数

• 民間資金_*10は、18,841戸で、前年同期に比べ342戸の減（▲1.8％）
• 公的資金_*11は、3,066戸で、前年同期に比べ334戸の減（▲9.8％）

区分	民間資金 (戸)	公的資金 (戸)	計 （戸）
令和元年(1)	18,841	3,066	21,907
平成30年(2)	19,183	3,400	22,583
(1)-(2)	▲342	▲334	▲676
((1)-(2))／(2)	▲1.8％	▲9.8%	▲3.0%

（資料2参照)（PDF：52KB）

＊10  民間資金：民間資金のみで建てる住宅

＊11  公的資金：公営住宅及び住宅金融支援機構、都市再生機構その他の資金で建てる住宅（民間資金と公的資金の併用は公的資金に含む）

（5）構造別戸数

• 木造_*12は、14,307戸で、前年同期に比べ328戸の増（2.3％）
• 非木造_*13は、7,600戸で、前年同期に比べ1,004戸の減（▲11.7％）

区分	木造 (戸)	非木造 (戸)	計 （戸）
令和元年(1)	14,307	7,600	21,907
平成30年(2)	13,979	8,604	22,583
(1)-(2)	328	▲1,004	▲676
((1)-(2))／(2)	2.3%	▲11.7％	▲3.0%

（資料2参照）（PDF：52KB）

＊12  木造：主要構造部が木造のもの

＊13  非木造：主要構造部が木造以外（鉄骨造・鉄筋コンクリート造等）のもの

（主要構造部：建築基準法第2条第5号による。壁、柱、床、はり、屋根又は階段をいい、構造上重要でない部分を除く）

（6）市町村別戸数

市町村別の着工戸数は、千葉市が3,220戸で最も多く、以下、船橋市、柏市、市川市、松戸市、流山市、市原市となっています。

順位	令和元年			平成30年
	区域	着工戸数 （戸）	前年比 (％)	区域	着工戸数 （戸）
-	千葉県	21,907	▲3.0	千葉県	22,583
1	千葉市	3,220	8.3	千葉市	2,973
2	船橋市	2,458	▲11.0	船橋市	2,763
3	柏市	2,252	10.5	市川市	2,369
4	市川市	1,956	▲17.4	柏市	2,038
5	松戸市	1,531	▲5.6	松戸市	1,622
6	流山市	1,069	▲9.1	流山市	1,176
7	市原市	848	▲11.9	市原市	963

（資料3参照）（PDF：47KB）

（7）都道府県別戸数

• 全国の新設住宅の着工戸数は、約44万9千戸で、前年同期に比べ約1千戸の減（▲0.2％）
• 都道府県別の着工戸数は、東京都が約6万9千戸で最も多く、以下、神奈川県、大阪府、愛知県、埼玉県に続き、千葉県は約2万2千戸（全国6位）となっています。

2　建築物の着工床面積

（1）着工状況

• 着工床面積は、3,213千平方メートルで、前年同期に比べ47千平方メートルの減（▲1.4％）
• 建築工事費予定額は、約6,380億円で、前年同期に比べ約633億円の増（11.0％）
• 建築工事費予定額の1平方メートル当たりの単価は、約19万9千円で、前年同期に比べ約2万2千円の増（12.6％）

区分	着工床面積 (千平方メートル)	工事費予定額 (百万円)	1平方メートル当りの単価 (円)
令和元年(1)	3,213	637,997	198,567
平成30年(2)	3,260	574,657	176,275
(1)-(2)	▲47	63,340	22,292
((1)-(2))／(2)	▲1.4％	11.0％	12.6%

（資料1参照）（PDF：86KB）

（2）都道府県別着工床面積

• 全国の建築物の着工床面積は、63,059千平方メートルで、前年同期に比べ478千平方メートルの減（▲0.8％）
• 都道府県別の着工床面積は、東京都が6,737千平方メートルで最も多く、以下、愛知県、神奈川県、大阪府、埼玉県に続き、千葉県は3,213千平方メートル（全国6位）となっています。

報道発表用記事