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更新日:令和4(2022)年10月7日
ページ番号:11993
景気は、引き続き持ち直しに向けた動きがみられるものの、そのテンポはさらに緩やかになっている。
先行きについては、景気は持ち直しに向かうことが期待されるが、アメリカ経済等への先行き懸念や我が国の株価の低迷など、環境は厳しさを増しており、我が国の最終需要が下押しされる懸念が強まっている。
政府は、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2002」を早期に具体化する中で、10月30日に、不良債権処理の加速等と通じた金融・産業の再生、経済活性化に向けた構造改革加速策、セーフティ・ネットの拡充を柱とする「改革加速のための総合対応策」をとりまとめた。雇用・中小企業のセーフティ・ネットの一層の活用・強化を図るため、今後の税収動向を踏まえて、引き続き必要な措置について検討することとしている。
日本銀行においては、同日、日本銀行当座預金残高目標を15~20兆円程度とするとともに、長期国債の買い入れを月1兆2千億円ベースに増額すること等を決定した。デフレ克服及び金融システム安定化に向け、政府・日本銀行は引き続き一体となって強力かつ総合的な取組を行う。
773億円で、前年同月比0.7%増と、2か月連続で前年同月を上回った。スーパーは2ヶ月連続、百貨店は3ヶ月ぶりの増加となった。
また、総販売額も2.2%増と、こちらも前月に引き続いての増加となった。
前年同月を9.4%上回る14,461台で2ヶ月連続の増加となり、小型乗用車が前年比25.6%増と、4ヶ月連続で堅調に伸びている。また、普通貨物や小型四輪貨物でも前年同月を上回る月が続いている。
4,333戸で、前年同月比で24.5%減となり、給与住宅が71.7%、マンションが67.6%の落ち込みとなった。また、貸家は5ヶ月ぶりに前年同月を下回った。
前年同月比5.9%減の500億円で、2ヶ月連続で前年同月を下回った。
前月比では0.5%減となったものの、前年同月比では3.2%増となり、2ヶ月連続の増加となった。
0.49倍で、前月より0.02ポイントの上昇となった。
負債総額1千万円以上の企業倒産件数(10月)は67件と前年同月より15件増え、逆に、負債総額は同9.2%減の180億7,000万円だった。
前月に引き続き、製造業が前年比で大幅なマイナスとなり、全産業でも悪化となった。
以上のように、県内経済は、大型小売店販売額が前月に続いて上昇し、有効求人倍率も少しずつだが改善してはいるものの、依然として企業倒産は多く、また業況判断指数も再び下降するなど、景気は依然低迷している。
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