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更新日:令和4(2022)年3月24日

ページ番号:19020

リーフレット「ちばの川と海」の紹介

  1. 表紙(リーフレット「ちばの川と海」の表紙)
  2. 災害から守るために(河川・海岸・砂防関連施設の整備に関する施策)
  3. 未来へ引き継ぐために(河川の環境や利用に関する施策)
  4. 資料データのダウンロード

河川整備課と河川環境課では、河川・海岸・砂防等に関する施策の目的や内容を広く皆様に知っていただくため、「ちばの川と海」というリーフレットを作成しています。ここでは、リーフレットの内容に沿って、県が実施している様々な取組をご紹介します。また、各記事から関連するページに飛べるよう、リンクを設けておりますので、より詳細な情報を知りたい場合は、リンク先ものぞいてみてください。

なお、このリーフレットの印刷物については、県庁の河川整備課、河川環境課や各土木事務所などで配布しています。(在庫が無い場合もありますので、事前の確認をお勧めします。)また、本ページの一番下からPDF版をダウンロードすることができますので、そちらも是非ご活用ください。

表紙 

表紙

災害から守るために 

平成8年9月台風17号の養老川(市原市)

かつてから人々は、
自然を利用し、その恵みの中で生きてきました。
しかし、時に自然は厳しく、どれほど技術が進歩しても、
自然の脅威に備える営みが、尽きることはありません。
私たちは、災害に強い県土を目指して、
今日も整備を進めています。

時間50ミリ降雨への挑戦(治水対策)

河川改修事業で川幅を広げている様子(山武市・作田川)

河川の氾濫による被害を防ぐため、
1時間に50ミリメートルを含む、
総雨量200から250ミリメートル程度の雨でも
あふれない河川整備を進めています。

平成13年度末には50%未満だった県管理河川の整備率は、
平成26年度末には57%まで伸びています。

情報が生死を分けることがあるハザードマップのイメージ

局地的大雨などによる突然の災害に、適切に対応するためには、事前の備えと正確な情報の収集が重要です。まずは、各市町村から出されているハザードマップを入手し、自宅や職場など普段よく利用する場所に潜むリスクをあらかじめ知っておくことが有効です。

また、県では河川の水位や気象警報の発令状況等の情報を、「千葉県防災ポータルサイト」でリアルタイムに提供しています。

総力戦で洪水を防ぐ

対策の組合せで水害を防ぐ

洪水による被害を効率よく防ぐためには、「河道改修」だけではなく「調節池」「流域貯留浸透施設」の整備など、流域一丸となった対策が必要です。

また、洪水が迫ったときには、応急的に土のうを積むなどして水害を防ぐ「水防活動」も重要な役割を果たしています。

私たちは、これらを組み合わせ、いわば総力戦で洪水を防ぐ取り組みを進めています。

参考リンク:
千葉県の河川に関する情報・取組
千葉県のダムに関する情報・取組

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百年先を見据える(津波高潮対策)

旭市沿岸を襲う東日本大震災の津波
写真:海上自衛隊館山航空基地提供

私たちの先祖は、自然から恩恵を受け、時に脅かされながらも、
困難をひとつずつ乗り越え、この地で生きてきました。
私たちは、その志を引き継ぎ、津波という新たなリスクにも
百年先を見据えて整備を進めていきます。

施設整備の目標

数十年から百数十年に一度の津波に対しては、人命や財産を保護し、地域の経済活動が混乱することのないよう、堤防によりこれを防ぎます

最大クラスの津波

発生頻度はきわめて低いものの、甚大な被害をもたらす最大級の津波に対しては、住民の生命を守ることを最優先とし、「住民避難」を軸に、土地利用、防災施設などを組み合わせた「総合的な津波対策」により対応します。

揺れたら逃げる

津波は襲ってくるまでその高さはわかりません。大きな揺れを感じたら、少しでも早く、少しでも高いところに逃げることが津波避難の大原則です。

参考リンク:千葉の海岸について

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身近に潜む災害(土砂災害対策)

がけ崩れの様子(鋸南町)

県内には9,764箇所もの土砂災害危険個所があり、
大雨や地震時には土砂災害の危険性が高まります。
土砂災害は、ある日突然発生し、
時に人の命を奪う恐ろしい災害です。
住民は自分の土地を良く知り、
日ごろの備えや早目の非難を心がけましょう

土砂災害にの種類について土砂災害の種類イメージ

土砂災害には、表土や岸が崩れ落ちる「がけ崩れ」と、水とともに土砂が流れ下る「土石流」、山の斜面が滑り落ちる「地すべり」があります。(図は左よりがけ崩れ、土石流、地すべりのイメージです)
 

参考リンク:土砂災害対策について

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未来へ引き継ぐために 

新緑の養老川遊歩道(大多喜町)

美しい水辺は、人々の心を癒し、
様々な恵みを与えてくれます。
私たちは、それを大切に使い、
次の世代に豊な自然を継承しなくてはなりません。
そのために、持続的に発展できる地域社会の実現に向けた
取組みを進めます。

町や暮らしの中の河川

きれいになった坂川で遊ぶ子供たち
写真:田中利勝氏(市川市在住)提供

環境と調和する(自然再生)

植生基盤の断面図河川の自然環境や景観、地域の歴史・文化と調和した川づくりに取り組んでいます。都市化の中でコンクリート河川となった坂川でも、水際に工夫することで、生き物が棲めるようになりました。

遊び学ぶ(環境学習)

子どもの頃の体験と意欲等の関係河川は、最も身近にある自然環境であり、かつては「川ガキ」と呼ばれる子どもたちが遊びながら色々なことを学んでいました。坂川では、河川環境が改善されたことにより「川ガキ」が戻ってきました。

水をきれいにする(水質改善)

坂川の水質変化グラフ(S46~H25)高度経済成長期以降に、都市化の影響などにより河川や湖沼の水質が悪化しましたが、下水道整備などの関連事業と連携しながら、水質改善が進んでいます。

長く大切に使う(維持管理・長寿命化)

今ある河川管理施設をこれからも長く使っていくためには、日常的な点検や維持管理が不可欠です。特に老朽化が著しい排水機場や水門については、長寿命化計画を策定し計画的な補修を行っています。

また、アダプトプラグラムを活用し、地域の方々と協働した河川の維持管理及び環境保全を行っています。

参考リンク:

河川管理施設の長寿命化計画について

千葉県河川海岸アダプトプログラム

かわ×まち(水辺整備・まちづくり)

河川は、街なかの貴重なオープンスペース、自然環境・歴史・文化が残る場所、レジャースポットでもあります。そこで、皆が気持よく使えるようルールを守りながら、河川をもっと使おう、もっと楽しもうという動きが全国的に始まっています。

地域のまちづくりやイベントと連携しつつ、河川の利活用を促進するハード整備などに取り組んでいます。

参考リンク:
いんばぬま情報広場外部サイトへのリンク(別ウィンドウで開きます)
印旛沼流域水循環健全化会議の取組を中心に、様々なデータやイベントのお知らせなどを発信している情報発信基地。印旛沼流域にに関わるすべての人々、動植物にとって有益な情報を発信し、地域の活性化に寄与することを目指している。

ミズベリング外部サイトへのリンク(別ウィンドウで開きます)
「水辺のアクションがもっと増えれば、みんなのまちはもっともっと輝くはずだ。」を合言葉に、かつての賑わいを失ってしまった日本の水辺の新しい活用の可能性を、創造していくプロジェクト。

リーフレット「ちばの川と海」のダウンロード 

パンフレットは以下のリンクからダウンロードできます。

リーフレット「ちばの川と海」表紙

「ちばの川と海」その1(PDF:2,632KB)

リーフレット「ちばの川と海」地図面

「ちばの川と海」その2(PDF:2,208KB)

資料データ

資料名:ちばの川と海
サイズ:通常B5判(地図面B2判)
制作・発行:千葉県県土整備部河川整備課/河川環境課
平成28年3月作成

お問い合わせ

所属課室:県土整備部河川整備課企画班

電話番号:043-223-3172

ファックス番号:043-227-0259

所属課室:県土整備部河川環境課企画班

電話番号:043-223-3155

ファックス番号:043-221-1950

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