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千葉県議会 > 議会広報 > ちば県議会だより > ちば県議会だより 最新版 > ちば県議会だより(No.187)3面
問 人事委員会勧告に基づく給料表および期末・勤勉手当の改定により、職員1人当たりの年収はどの程度引き上げになるのか。
また、今回の給与改定は、なぜ、初任給と若年層に重点が置かれているのか。
答 行政職給料表が適用される職員1人当たりの年収は、約24万円の引き上げとなる。
また、人事委員会では、民間企業における初任給の動向や、近年、人材確保が厳しい状況が続いていること等を踏まえ、初任給および若年層に特に重点を置いた引き上げを勧告したものである。
問 申請方法によって旅券の手数料が異なるが、オンラインで申請する場合のメリットは何か。
答 24時間、いつでもどこでも手続きが可能となるため、窓口に行くのが受け取り時の1回となり、スマートフォンなどで撮影を行えば写真の用意が不要になる。
さらに、令和7年3月24日からは、書面申請より割安な手数料となること、戸籍謄本の提出を省略できることもメリットになる。
問 本県の医療機関等におけるマイナ保険証利用の環境整備の状況はどうか。
答 本県の医療機関や薬局におけるマイナ保険証を利用するために必要なオンライン資格確認システムの導入状況は、国による顔認証機能付きカードリーダーなどへの費用補助もあり、令和6年10月末時点で90.3パーセントとなっている。
県としては、引き続きマイナ保険証利用のメリットを分かりやすく広報するなど、利用がさらに進むよう取り組みを続けていく。
問 千葉県文化会館の大規模改修工事について、大幅な工事費の増額変更となっているが、業者から提出された見積もりを、県としてどのように精査しているのか。
答 工事開始後、想定以上の欠損箇所や破損箇所が確認されたため、追加の補修や設計変更が必要となった。このため、工事業者からの見積もりを踏まえ、改めて県の単価を用いた積算をした上で、契約の金額を決定しており、適正に事務を執行した上での契約変更である。
問 宿泊税について、先行して導入している福岡県の制度と本県で検討している制度では、どのように違うのか。
答 福岡県では、独自に課税する福岡市および北九州市を除き、県税として一律200円を徴収し、そのうち100円分を市町村への交付金財源として活用している。なお、福岡市および北九州市については、交付金は対象外とする代わりに、県の税率を一律50円に引き下げる措置をとっている。これに対し、本県の検討案では、半島という特殊性もある中で、県全体で観光振興を図っていくため、県が広域で一元的に宿泊税を導入することとしつつ、県内各地域のさまざまな事情にも配慮し、必要に応じて市町村が独自課税を検討できるよう、税率を先行団体よりも低額となる150円に設定している。
また、県の宿泊税財源の一部を、市町村等への支援に活用する考えであり、これについては、独自課税を行う市町村も支援対象から排除しない想定である。
それぞれの県の事情により、福岡県の制度と若干の相違はあるが、広域での対応の必要性と各地域への配慮の双方を考慮している点で基本的な方向性は同じであると考えている。
問 全国豊かな海づくり大会の開催に向けて、どのように準備を進めていくのか。
答 年度内に、県、市町村および水産関係団体などからなる準備委員会を設置し、大会の基本構想案などの検討を進め、令和7年秋ごろを目途に設置する、知事や各団体の長で構成する実行委員会で、決定していく。
また、開催地については、会場の収容人数や周辺の宿泊施設の状況、交通アクセスなどを踏まえ来年度中に決定する。
問 施工時期の平準化を推進するために設定した、ゼロ債の工事をしっかりと発注していくため、どのように取り組んでいくのか。
答 工事を計画的に発注していくため、既存工事の進捗状況を把握した上で、発注計画の適切な見直しや、入札に向けた設計準備の管理を各事務所で徹底していく。
問 教員を目指す学生を少しでも増やすため、県教育委員会ではどのような取り組みを行っているのか。
答 高校への出前講座を通し、早期に教員志願者となるよう動機付けを行っている他、大学1、2年生を対象とした講義を行っている。
また、実際の教育現場を知ることができる「ちば教職たまごプロジェクト」や「小・中学校等体験バスツアー」なども行っているところである。
常任委員会では、それぞれの所管する事項の審査の参考とするため、現場に出向いて調査活動を行っています。詳しくは、ホームページをご覧ください。
・「千葉県議会 県内調査」で検索
調査日 令和6年12月4日(水曜日)
調査先 株式会社ザファーム(香取市)
グランピング施設を中心に農作物の収穫体験や温泉施設等を併設した「農園リゾートTHE FARM」の運営およびフランチャイズ事業の運営等について調査しました。
調査日 令和6年12月6日(金曜日)
調査先 ライク・ズワーン・ブリーディング・ジャパン株式会社(山武郡芝山町)
日本の気候に適したトマト、キュウリ、レタス等の新品種開発等の取り組みについて説明を受け、その後、環境制御が可能なハイテクハウスやデモほ場について視察しました。
調査日 令和6年12月5日(木曜日)
調査先 県立柏の葉公園(柏市)、柏北部中央地区(柏市)
県立柏の葉公園で官民連携によりオープンしたカフェとバーベキュー場の調査をしました。その後、柏北部中央地区土地区画整理事業の状況を視察しました。
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