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令和7年1月28日に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没が起き、トラック一台が巻き込まれるとともに、約120万人に下水道の使用自粛を呼びかけるなど、大きな影響が発生しました。
下水道の破損に起因する道路陥没の未然防止を目的に、令和7年1月29日に国から目視等による緊急点検を行うよう事務連絡があったことを受け、このたび、県では管路の緊急点検を実施します。また、併せて路上下空洞調査を実施します。
点検及び調査結果については、当該ホームページにて随時公表します。
令和7年3月から、国からの要請によらない県の自主調査結果についても、当該ホームページにて随時公表します。
国からの要請で実施した緊急点検の対象施設(江戸川第二終末処理場及び花見川終末処理場に接続する口径2,000ミリメートル以上の下水道管路)に加えて、手賀沼終末処理場に接続する口径2,000ミリメートル以上の下水道管路において、自主的に緊急点検を実施した結果、異状は確認できませんでした。
緊急点検結果については、以下のとおりです。
区分 | 管路延長 (キロメートル) |
点検箇所数 (箇所) |
異状が確認された箇所 (箇所)※ |
---|---|---|---|
手賀沼終末処理場 | 37 | 58 | 0 |
※管路の腐食などが確認された箇所
今回の県の自主調査を含めた管路の緊急点検及び路上からの空洞調査の箇所図については以下のファイルをご覧ください。
管路の緊急点検及び路上からの空洞調査の箇所図(PDF:1,142.7KB)
(凡例)
※「1.空洞調査結果について」のカッコ書きで補修中とした1箇所について、試掘の結果空洞は確認されませんでしたので確定報として記載を修正しました。(修正前:残り1箇所は補修中)(令和7年2月27日修正)
令和7年2月5日から実施していた路面下空洞調査の結果、下水道管路に起因する空洞(地下1.5メートル以上の深さに空洞の可能性がある箇所)は確認されませんでした。
併せて、路面下空洞調査の結果については、道路管理者と情報共有しています。
区分 | 管路延長 (キロメートル) |
調査延長 (キロメートル) |
下水道管路に起因する 空洞の可能性が確認された箇所 (箇所)※ |
---|---|---|---|
花見川終末処理場 | 33 | 33 | 0 |
江戸川第二終末処理場 | 43 | 43 | 0 |
※概ね地下1.5メートル以上の深さに空洞の可能性が確認された箇所
(この他、浅い位置において下水道管路との関係は低いが、補修の緊急性が高い空洞を3箇所確認したため、2箇所については補修を完了し、残る1箇所について現地で試掘した結果、空洞は確認されませんでした。)
調査結果に係る報道発表資料は下記のリンクからご覧ください。
下水道管路施設に対する路面下空洞調査結果について(令和7年2月26日報道発表)
緊急点検結果については、以下のとおりです。
区分 | 管路延長 (キロメートル) |
点検箇所数 (箇所) |
異状が確認された箇所 (箇所)※ |
---|---|---|---|
花見川終末処理場 | 33 | 186 | 0 |
江戸川第二終末処理場 | 43 | 42 | 0 |
※管路の腐食などが確認された箇所
空洞調査結果については、以下のとおりです。
区分 | 管路延長 (キロメートル) |
調査延長 (キロメートル) |
下水道管路に起因する 空洞の可能性が確認された箇所 (箇所)※ |
---|---|---|---|
花見川終末処理場 | 33 | 8 | 0 |
江戸川第二終末処理場 | 43 | 3 | 0 |
※概ね地下1.5メートル以上の深さに空洞の可能性が確認された箇所
埼玉県八潮市の道路陥没事故を踏まえた緊急点検結果等を公表します【国土交通省ホームページ】
印旛沼流域及び江戸川左岸流域における管路の緊急点検及び路上からの空洞調査結果については、以下のとおりです。
(1)調査対象
区分 | 管路全延長 (キロメートル) |
緊急点検延長 (キロメートル) |
---|---|---|
印旛沼流域 | 161.2 | 32.9 |
手賀沼流域 | 88.3 | 0.0 |
江戸川左岸流域 | 95.4 | 42.8 |
合計 | 344.9 | 75.7 |
(2)管路内目視
区分 | 実施延長 (キロメートル) |
実施率 (パーセント) |
異状の有無 |
---|---|---|---|
印旛沼流域 | 32.9 | 100 | 無 |
手賀沼流域 | - | - | - |
江戸川左岸流域 | 42.8 | 100 | 無 |
合計 | 75.7 | 100 | 無 |
(3)路面下空洞調査
区分 | 実施延長 (キロメートル) |
実施率 (パーセント) |
異状の有無 (※) |
---|---|---|---|
印旛沼流域 | 7.5 | 22.8 | 無 |
手賀沼流域 | - | - | - |
江戸川左岸流域 | 2.9 | 6.8 | 無 |
合計 | 10.4 | 13.7 | 無 |
※緊急性の高い空洞【速報値】
(4)点検状況
管路の緊急点検及び路上からの空洞調査結果をまとめたものについては、以下のファイルをご覧ください。
※以下の数値に、対象とする流域の取違えがありましたので、お詫びして修正いたします。
(修正箇所)「管路の緊急点検について」の項目中、【対象施設】記載の「マンホール基数」。(令和7年2月10日修正)
管路の緊急点検及び路上からの空洞調査に先立ち、県では独自に1月29日に全管路布設路線(約344.9km)を対象に路面の目視確認を行いました。結果、異状は確認できませんでした。
【期間】
令和7年1月31日から2月7日まで
【対象施設】
【点検内容】
マンホールを開け、地上から目視による流下状況の確認に加えて、マンホールに入孔し目視により管内状況を確認します。
【点検結果】
管路内目視では、異状は確認できませんでした。
【期間】
令和7年2月5日から実施しています。
【対象施設】
【点検内容】
地中レーダを搭載した車両型の探査機を使用し、空洞を調査します。(探査深度は約1.5m ※最大2.0m)
【点検結果】
路面下空洞調査では、国道などの重要度の高い道路の詳細な調査を行ったところ、緊急を要する異状は認められませんでした。
なお、残りの区間については、すみやかに調査を進め、その結果についてはホームページで公表いたします。
管路の緊急点検及び路上からの空洞調査の箇所図については以下のファイルをご覧ください。
管路の緊急点検及び路上からの空洞調査の箇所図(PDF:875KB)
(凡例)
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