千葉県食品等の安全・安心の確保に関する基本方針の改正について
発表日:平成29年4月14日
健康福祉部衛生指導課
「千葉県食品等の安全・安心の確保に関する基本方針(改正案)」について、平成29年2月1日(水曜日)から3月2日(木曜日)まで意見募集を行ったところ、延べ4件の御意見をいただきました。
これらの御意見に対する県の考え方をとりまとめ、それに基づき改正案を一部修正し、今回、下記のとおり「千葉県食品等の安全・安心の確保に関する基本方針」を改正しました。
1.今回(平成29年4月)の改正の趣旨
本基本方針策定当初(平成19年3月)の考え方である「生産から消費に至る、総合的な施策を実施するため、食品等の安全・安心の確保に関する、基本的な方向などを示すこと」は継続したうえで、現在の「食」を取り巻く情勢を踏まえ、関係法令及びそれらに基づく新たな制度及び県の施策との整合性を図る内容としました。
2.改正する基本方針の構成
- 食品関連事業者、行政、消費者の役割
- 食品等の安全・安心の確保のため総合的に講ずべき施策の方向
- リスクコミュニケーションの促進
3.施策における主な改正の概要
- HACCP(危害分析重要管理点方式)の将来的な義務化を見据え、行政が事業者を支援していく体制を明確にしました。また、HACCPの土台である「一般衛生管理」の普及推進のため、食品衛生推進員等との協力体制を明確化しました。
- 学校給食施設に対する食品衛生管理、栄養管理体制の強化を盛り込みました。
- 食品表示法の施行(平成27年4月1日)に伴い、食品表示の適正化に係る指導の新たな連携体制、相談対応等を盛り込みました。
- BSE対策について、平成29年4月から健康牛の検査が廃止されることから、今後の対策のあり方を示しました。
- 第3次千葉県食育推進計画(平成29~33年度)を受け、今後の「食育の推進」の新たな方向性を示しました。
- 生産段階から市場流通に至る食品の放射性物質検査等、基本方針の策定後に、新たに実施した検査及び検査精度管理等について盛り込みました。
- 改名された法律等について、適宜修正を行いました。
改正した基本方針
千葉県食品等の安全・安心の確保に関する基本方針(平成29年4月改正)(PDF:745KB)
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