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更新日:令和6(2024)年3月11日
ページ番号:16529
たくさんの貨物を一度に運べる船は、現在でも物流の片翼を担う重要な交通手段です。この船が港に着き、荷役を行うための施設として、港湾事務所では公共岸壁・荷捌地・野積場・上屋(倉庫)などの施設を整備しています。
また、船舶が航行するための航路の浚渫(しゅんせつ)や航路標識の整備、停泊中の船へ給水業務を行うための施設などの運営・管理なども手がけています。
更に、荷役を行う作業者への福利厚生施設として、上屋(倉庫)内などに船員待合所等の施設を整備しています。
葛南港区の沿岸は、船橋市を中心にゼロメートル地帯が広がっているため、わずかな高潮でも広範囲に亘って浸水被害が出てしまう恐れがあります。そこで、船橋市栄町地区を中心に、護岸・水門・陸閘(りっこう)・排水機場などを整備し、沿岸地域を浸水被害から守っています。
海岸保全地域に設置されている護岸等は、安全の観点から見ると無くてはならないものですが、景観を損なうという欠点があります。そのため、沿岸の安全と景観、そして地域住民の憩いの場として、親水護岸を地元の市と協力して整備しています。
海老川河口付近に整備された「船橋港親水公園」は、防潮堤の役割を果たしながら、市民が海を眺めることができるようになっています。さらに平成15年度に、習志野市の海岸に、市民が水と触れ合える公園として、「習志野親水護岸」が整備されました。
管内のプレジャーボートの適正な保管・係留を目的とした施設として、平成19年度に係留桟橋4基が完成し、平成20年4月1日より供用開始となりました。
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