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医療従事者向け

各病棟・部署の紹介

2A病棟

2A病棟(脳神経外科病棟)で働く看護師のイメージ画像

2A病棟は急性期の脳卒中・頭部外傷などの患者さんを主に受け入れている脳神経外科病棟です。脳神経外科患者は意識障害や麻痺・高次脳機能障害などの後遺症により、セルフケア能力の低下や失語のため自らの思いを伝えられないことがあります。看護師は患者さんの思いを汲み取り、安全で安心した療養環境を提供できるように努めています。

2A病棟で働く看護師のイメージ画像

急な発症により不安を抱えている患者さんや家族に寄り添う看護を大切にしている病棟です。

早期から回復促進・今後の生活再構築を考え多職種連携によるカンファレンスを行い、個別性に合わせた看護援助や生活指導・リハビリテーションを継続しています。

2B病棟

2B病棟のイメージ画像

2B病棟は主に外科・整形外科・形成外科・広範囲熱傷の慢性期患者を受け入れています。 外傷の患者さんが多く、診療科が複数にわたることもあります。患者さんの中には、脊髄損傷や四肢切断など身体機能を喪失する方もいます。

そのため受傷直後より、全身状態の管理だけでなく精神的支援を図り、リハビリ科と協働しながら残存機能を最大限に生かすためのリハビリテーションをおこなっています。

また、精神科疾患患者、自殺企図患者も少なくありません。そのため、リエゾンチームと協働し安心・安全な療養環境の提供に努めています。入院時より患者さんの生活背景を全人的に情報収集し、多職種との連携を密にしながら患者さんとご家族の意思を尊重した退院支援に取り組んでいます。

2C病棟

2C病棟で働く看護師のイメージ画像

2C病棟は循環器内科・心臓血管外科を主とした病棟です。急性心筋梗塞の患者さんをはじめ、狭心症、心不全、不整脈、大動脈疾患、弁膜症疾患などを中心に入院を受け入れ、緊急入院だけでなく、予定検査、手術患者さんも多く受け入れています。

近年では心リハ指導士を中心に心臓リハビリテーションにも力を入れて取り組み、より良い状態で在宅復帰が出来るよう支援しています。

慢性心不全患者などの終末期看護では、認定看護師が中心となって、医師なども含めた医療チームで携わり、患者さん、ご家族を支えながら、最後まで人生観や価値観、希望を尊重した看護が提供できるよう看護師一同尽力して取り組んでいます。

3A病棟

3A病棟で働く看護師のイメージ画像

3Aは精神科急性期病棟であり、病床数16床(隔離室7床、身体合併症室4床、個室5床)で構成されています。

急性期の治療・看護の目標は急性期からの早期の回復を目指します。

  1. 身体管理
  2. 食事、排泄、睡眠、身体の清潔などベッドサイドケアを通しての基本的生存機能の回復
  3. 対人交流と自他における衝動コントロール
  4. 入院に至った問題点

これらを明確化できるように患者さんへ働きかけて治療への動機づけをはかり、日常生活が営めるように個別的ケアをしています。

3BC病棟

3BC病棟で働く看護師のイメージ画像

3BC病棟は病床数34床で、患者さんのプライバシーを配慮した完全個室となっています。スタッフステーションを病棟のセンターに配置して、両翼に病室が並んでいます。

スタッフステーションに近い部屋から観察度の高い身体合併症患者さんやm-ECT治療の患者さん、認知症の患者さんを受け入れています。

回復期エリアは自然の光を多く取り入れたデイルームや、東京湾を一望できるテラスがあり、看護師は回復を促進するパートナーとして設備を有効活用をしながら、心理教室への参加とその振り返りをサポートします。

同伴外出や多職種と連携し自宅訪問など地域に結びつける活動を活発に行っています。

ECU

ECUは初療チームとECUチームで構成され、救急初療室(ER)5室・ECU20床・Hybrid ER・血管撮影室2室において看護を行います。

救急搬送直後の初期治療と超急性期治療における看護から重症化の回避、在宅復帰を目指した回復支援まで、昼夜を問わず多岐にわたる看護を提供し、高度救命救急センターである当院の中核を担います。突然の事故や病気の発症によって、クリティカルな状況にある患者・家族の状況を速やかに把握し、身体の回復支援のみならず心の支援も行います。

ECU看護提供のイメージ画像

健康を取り戻し、その人らしい生活が送れるように、患者さんとご家族に寄り添う看護を目指します。

ICU

ICUは、呼吸・循環・代謝・脳神経疾患などの重篤な臓器不全患者に対して治療と看護を行う部署です。

ICU看護提供のイメージ画像

高度実践看護者である集中ケア認定看護師、救急認定看護師、急性・重症患者看護専門看護師が在籍しており、看護師の五感や臨床推論を用いて生体監視モニターに表示されない患者さんの変化を早期に捉え、生命維持と早期回復に向けた治療・ケアを提供しています。

毎日、多職種カンファレンスを行い、患者さんやご家族のニーズに応じた医療が提供できるようチーム医療の推進に努めています。

アウトリーチセンター

アウトリーチセンターは、訪問で医療を届ける部署です。
患者さんが地域社会で調和を保ちながら安心して暮らせるよう、多職種チームで医療と生活の両面から支援を行うことを理念としています。

外来に通院中の方、入院中で退院後に当院に通院する方を対象に、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士が自宅に伺い、住み慣れた環境で生活上の困りごとや治療についての相談をお受けします。また、利用できる社会資源の紹介や手続きのお手伝いをします。

患者さんが地域で充実した生活が送れるよう他機関と連携してサポートを行います。

外来

当センターの外来科は、身体科と精神科に対応しており、専門性の高い外来看護を提供しています。身体科外来は千葉県救急医療センターの方針を継続し、退院後のフォローアップや他院より紹介された患者さんが対象です。

今回より新たに心臓リハビリテーション外来を開始し、リハビリテーション科など多職種連携をしています。また精神科外来は千葉県精神科医療センターの基本戦略を継承し、救急患者に対する「即応医療」と持効性注射薬(LAI)や難治性治療薬(クロザピン)を中心とした「継続医療」に重点を置いた外来看護を展開しています。

 

手術室

当センターの手術室は、緊急手術の入室がスムーズに行えるように救急外来と直結しています。これは、救急患者の入室を最短にするための仕組みの一つです。

麻酔科医、執刀医、看護師の横の繋がりが強く多角的に情報共有し、どんな時もスムーズな入室と安全の確保に努めています。

  • 手術室内のイメージ画像

     

  • 手術室内のイメージ画像2