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当センターの災害派遣活動について
令和6年3月31日更新
令和6年能登半島地震の発生に伴い、石川県からの要請に基づき当センターよりDMAT(災害派遣医療チーム)ならびにDPAT(災害派遣精神医療チーム)、災害支援ナースの派遣をおこないました。
派遣DMATチームの出発時の様子
DMAT(災害派遣医療チーム)
派遣されたDMATは医師1名、看護師2名、業務調整員1名(臨床検査技師)の4名で構成され、令和6年1月12日から17日まで輪島市立輪島病院(石川県輪島市)へ派遣されました。同病院に設置された病院支援指揮所内での活動や、発熱外来での診療、被災地外への患者搬送調整など、現地病院スタッフならびに他のDMAT派遣チームとともに病院支援活動をおこないました。
DMATロジスティックチーム(個人派遣)
DMATロジスティックチームは都道府県庁や被災地域に設置される医療活動本部等の業務において、情報収集・分析や医療チームの指揮調整などの本部活動を行う専門の隊員・チームです。
医師1名が1月14日から1月20日まで、石川県庁に設置された石川県保健医療福祉調整本部内で金沢以南保健医療福祉調整本部長として活動しました。能登半島内で医療や介護を必要とされる被災者の方々の緊急避難調整などの業務にあたりました。
業務調整員として理学療法士1名が、1月13日から17日まで派遣され、珠洲市健康増進センターに設置された珠洲市保健医療福祉調整本部にて本部活動のサポートならびに避難所アセスメントなどの業務にあたりました。
医師1名が1月30日から2月5日まで、能登町役場に設置された能登町保健医療福祉調整本部内の事務局にてDMAT事務局代わりとして活動しました。能登半島内で医療や介護を必要とされる被災者の方々の緊急避難調整などの業務にあたりました。
業務調整員として看護士1名が、2月2日から6日まで派遣され、能登町役場に設置された能登町保健医療福祉調整本部にて本部活動のサポートならびに避難所アセスメントなどの業務にあたりました。
医師1名が2月14日から2月20日まで、能登町役場に設置された能登町保健医療福祉調整本部内で金沢以南保健医療福祉調整本部長として活動しました。能登半島内で医療や介護を必要とされる被災者の方々の緊急避難調整などの業務にあたりました。
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金沢以南保健医療福祉調整本部の様子
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珠洲市保健医療調整本部にてこれから現場に向かう各医療支援チームに対して情報共有を行っている様子(ロジスティックチーム派遣・業務調整員)
DPAT(災害派遣精神医療チーム)
DPATは計3隊が派遣されました。
第1隊は医師、看護師、精神保健福祉士の3名で1月8日から13日まで、公立能登総合病院に設置された能登地域DPAT活動拠点本部での活動、ならびに輪島市役所内にDPAT能登指揮所を立ち上げ、メンタルヘルス支援活動をおこないました。
第2隊も同じ構成の3名が1月17日から22日まで、能登中部保健福祉センターに設置された能登地域DPAT活動拠点本部内で活動しました。
第3隊も同様の構成3名が同じ本部内で1月23日から27日まで、能登中部保健福祉センターに設置された能登地域DPAT活動拠点本部内で活動しました。
第1隊派遣時には当センターから派遣されたDMATと同じ場所で活動する機会がありました。
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第1隊派遣のメンバー
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第2隊派遣のメンバー(中央手前)DPAT、DMATの垣根を超えて同じ本部内で活動をしています。
災害支援ナース
看護師1名が1月21日から24日まで石川県鳳珠郡穴水町のさわやか交流館プルートで災害支援ナースとして活動しました。
現地で活動されていたボランティアスタッフなどと協働して洗髪や清拭といった清潔ケアを実施したり、現地の施設職員や他自治体からの派遣職員などと協働して避難所の窓口業務や自衛隊やボランティア団体などからの支援物資の運搬、仮設トイレの給水タンクへの水の補充などを行いました。
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現地のボランティアスタッフなどと協働して避難者の洗髪や清拭といった清潔ケアを実施する様子。
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各地の避難所ではインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が拡大しつつあり、発熱・感染症状がある避難者のために半個室での隔離などを迅速に行うことで、避難所でのクラスターを未然に防ぐことができた。
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当センターではDMAT、DPATが共同して体制強化をすすめていますが、近隣で災害発生した場合の災害対応に限らず、今回のように当センターから遠隔地に当たる場所で発生した災害の場合に、災害医療対応を実践できる人材の育成、ならびに積極的な災害派遣に取り組んでいます。