サツマイモ|香取農業事務所
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サツマイモ基腐病
・サツマイモ基腐病にご注意
※現在香取管内でサツマイモ基腐病の発生は確認されていません。
- 侵入防止のために
- 侵入に備えた圃場の準備
- 侵入に備えた育苗床の準備
- 健全苗の確保
- 早期発見のために
上記のチェックを行い基腐病対策を行いましょう。地上部に株元の黒変を伴う葉の変色、貯蔵イモに腐敗がありなりづる側からの腐敗があった場合などの疑わしい症状があれば、最寄りのJAかとり経済センター、農業事務所に連絡してください。
- 収穫期のサツマイモ基腐病対策資料(PDF:380.9KB)
サツマイモ基腐病収穫前に確認をお願いします。基腐病が発生すると、収穫皆無になる場合があります。ある圃場では3年間収穫皆無になった事例があります。
基腐病は病原菌(カビ)によって、発病した部分から放出した大量の胞子が水で広がっていくことで感染が拡大します。
収穫作業に入る前に圃場の観察を行い、少しでも葉の変色やしおれなどの異常があれば必ず株元にも変色がないか観察し、作業後は、農機具、機械等の洗浄をしましょう。
収穫時の感染株には、地際の茎の変色、感触、藷梗(茎といもをつなぐ部分)の変色、イモに変色があるので注意しましょう。
いずれかの症状があれば絶対に放置せず、すぐに農業事務所に連絡をお願いします。
- 貯蔵時の注意資料(PDF:341.7KB)
基腐病に罹病したイモは、貯蔵中に腐敗しやすく種イモとして使用されると次作での感染拡大の原因になります。
基腐病にかかったイモの貯蔵時の症状
(1) 変色、腐敗、異常萌芽している
(2)切り口が変色している
(3)悪臭がする(カビ臭い)
(4)パサパサした感触で、指で押しても形が崩れない
罹病したイモを貯蔵すると、罹病したイモに接触した健全なイモにも感染が見られます。
お願い
1 イモの外観や、なり首の切り口が腐敗、変色していないかチェックを行い貯蔵してください
2 貯蔵時には、いつ、どこの圃場で収穫したイモが入っているのか、後日、確認できるように記録を行ってください
3 出荷調製時に使用した刃物は定期的に洗浄し、腐敗、変色したイモを切った場合はケミクロンGで消毒してください
4 貯蔵前によく確認し、疑わしいイモがあった場合や貯蔵中コンテナ内のイモが大量に腐っていた場合は農業事務所に連絡してください
- 感染が確認された圃場での対応(PDF:114.2KB)
基腐病の発生が確認された圃場では、以下のように病原菌「増やさない」「残さない」「持ち込まない」対策をお願いします。
1 感染した株やイモの抜き取り処分「残さない」
2 早期収穫(無病株)「増やさない」
3 農機具の洗浄・消毒「持ち込まない」
4 収穫後の残渣の速やかなすき込み「残さない」
5 出荷調製時の確認「残さない」
6 発生圃場の輪作「増やさない」
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