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更新日:令和5(2023)年6月16日

ページ番号:594014

令和5年6月定例千葉県議会の知事あいさつ

本日ここに、6月定例県議会を招集し、当面する諸案件について御審議いただくことといたしました。

このたび提案いたしました案件は、各種条例案及びその他附帯議案の9議案のほか、報告16件です。

以下、その概要について申し上げます。

 

最初に議案第1号から議案第5号までの5議案は、条例の制定及び一部改正に係るものです。

議案第1号は、特定都市河川浸水被害対策法に基づき、雨水貯留浸透施設等の標識に明示する事項などを定めるため、条例を制定するものです。

議案第2号は、地方税法の一部改正に伴い、自動車税種別割のグリーン化特例を3年間延長するなどのため、議案第3号は、市に移管した施設の使用料を削除するため、議案第4号は、こども家庭庁の新設に伴う規定の整備を行うため、議案第5号は、県の高等技術専門校の名称をテクノスクールに変更するため、それぞれ条例の一部を改正するものです。

 

また、議案第6号及び議案第7号は、都市計画道路の整備や県立船橋高校の改修工事等に係る契約を締結するため、議案第8号は、インフレスライド条項に基づき工事請負の契約金額を変更するため、議案第9号は、新型インフルエンザ対策に係る備蓄用治療薬を取得するため、それぞれ議会の議決を得ようとするものです。

 

以上がこのたび提案いたしました議案の概要ですが、なおこの際、当面する諸問題等について御報告申し上げます。

 

まず、千葉県誕生150周年記念事業について申し上げます。

昨日、本県は明治6年6月15日の誕生から150周年の節目を迎えました。

当時100万人程度であった人口は、約630万人と約6倍に増加し、バランスの取れた産業県として成長を遂げてまいりました。本県の発展に尽くされた先人の御努力に対しまして、改めて敬意を表するとともに、次世代に素晴らしい未来を残していく決意を新たにいたしました。

今月11日にはオープニングイベント、記念式典を開催し、本県のこれまでの歩みを映像で振り返るとともに、野外を活用したアートやアーバンスポーツの体験、全国屈指の農林水産物の紹介などにより、本県の持つ多様な魅力を発信したところです。

県議会議員の皆様をはじめ、県内外から多くの皆様に御来場いただきましたことに、心から感謝申し上げます。 

来年6月までの1年間、「県誕生から150年を振り返り、続いていく未来に思いを馳せる」をテーマに、市町村や企業・団体の皆様と連携しながら、県内各地で記念事業を実施し、千葉県の未来を県民の皆様と一緒に考える機会としたいと考えています。

首都圏にありながら、豊かな自然に恵まれた本県ならではの事業を展開していくことで、多くの皆様に県内各地に足を運んでいただき、県民の皆様の郷土への愛着や誇りを育むとともに、地域の活性化につなげてまいります。

 

次に、新湾岸道路について申し上げます。

湾岸地域には、国際拠点港湾の千葉港や多くの大型物流施設が集積しており、都心方面と本県を結ぶ幹線道路では、広範囲にわたり慢性的な交通渋滞が発生しています。

このため、国・県・市などで構成する千葉県湾岸地区道路検討会において、令和2年に道路計画の基本方針が策定され、その後、沿線市とともに整備促進に向けた協議を進めてまいりました。

そしてこの度、新湾岸道路の早期実現を目指し、県と沿線6市が一致団結して、国等への働きかけなどを行っていくため、5月26日に新たな期成同盟会を設立いたしました。

更に、5月30日には豊田国土交通副大臣へ要望を行い、副大臣からは、国土交通省としてもこの道路を早期に整備する考えであることや、関係者を集めて会議を開催することなど、前向きな発言をいただいたところです。

県といたしましては、引き続き県議会の皆様や沿線市とともに、計画の早期具体化に向け、積極的に取り組んでまいります。

 

以上、このたび提案いたしました議案の概要及び当面の諸問題等について御報告させていただきました。

よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。

お問い合わせ

所属課室:総務部財政課企画調整班

電話番号:043-223-2071

ファックス番号:043-224-3884

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