ここから本文です。
ホーム > くらし・福祉・健康 > くらし > 水道・下水道 > 千葉県営水道 > おいしい水づくりオフィシャルサイト|企業局 > 水のなるほど豆知識トップページ > その10「水道水」は世界中どこへ行っても同じなの?
更新日:令和6(2024)年11月23日
ページ番号:333709
日本では、どこに行っても蛇口から出る水道水は、直接飲めることが当たり前となっています。
では、世界中の水道水も同じように蛇口から出してそのまま飲めるのでしょうか?
答えは、「いいえ」です。
世界では、消毒が不十分で安全な水道水が確保できない国や地域が多数あり、水道水がそのまま飲める国(日本を含む11カ国)あるいはそのまま飲めるが注意が必要な国(29カ国)は、ごく限られています。(2023年10月時点)
【出典】令和5年版日本の水資源の現況について(国土交通省)
2017年時点で、世界では22億人が安全な水を自宅で入手できない状況にあります。
蛇口から出てくる水道水を直接飲むこと出来るというのは、日本が世界に誇れる文化のひとつともいえます。
この文化を引き継いでいくためには、水環境を保つことも必要です。
日本の水道水は、全国的に軟水ですが、諸外国では硬水が多く、また、地域差も大きいようです。(軟水と硬水については、水の豆知識「その2」で詳しく述べています。)
また、日本国内では、トイレや公園の噴水などで中水(上水として生活用水に使った水を下水道に流すまでにもう一度再利用するもの)が使われる場合がありますが、基本的に人の口に入る恐れのある場所では、消毒された水道水を使用しています。
【出典】令和5年版日本の水資源の現況について(国土交通省)
本来、水は、無色・透明・無味・無臭で、実際に純水(水道水から塩類・残留塩素等不純物をほとんどすべて取り除いたもの)を飲んでみるとあまりおいしくはありません。
では、水のおいしさとはどのようにして決まっているのでしょうか。
下の表のように、水の味は、含まれる成分の濃度によって決まるとされています(おいしい水の要件)が、最も影響があるのは、飲む人の味覚やのどの渇き具合などです。
(もっとおいしく飲む方法については、水の豆知識「その1」をご覧ください。)
旧厚生省「おいしい水研究会」(昭和60年4月)より
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください