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更新日:令和6(2024)年8月19日
ページ番号:309320
千葉県営水道では、昭和30年代以降に大量に整備した浄水場、給水場及び管路施設等が順次更新時期を迎え、確実かつ継続的な施設更新を進めていくことが必要になるため、対象期間を30年とする「千葉県営水道事業長期施設整備方針」を策定しました(令和3年3月改訂)。
今後とも、将来にわたって安全・安心な水道水を供給し続けるため、施設の更新・整備の着実な実行と計画的な事業運営に努め、成熟型社会にふさわしい持続可能なライフラインを目指してまいります。
(1)策定目的
将来にわたり、安全な水道水をお客様に供給し続けるため、確実かつ継続的な施設更新・整備により、水道事業の基盤強化を図るため、長期施設整備方針を策定しました。対象期間は、令和3年度から令和32年度までの30年間としています。
(2)長期施設整備方針の位置づけ
長期施設整備方針は、県営水道の長期的な施設整備の基本的考え方を示すものであり、今後の具体的な施設更新・整備事業は、「千葉県営水道事業中期経営計画」に反映させて実施していくこととします。
昭和30年代から50年代にかけて集中的に建設された浄・給水場や管路施設が急速に老朽化していきます。また、近年頻発している大規模災害に対応するためには、水道施設の耐震化や停電・浸水対策の推進が必要です。
(1)対象施設
県営水道の全ての浄・給水場等の施設及び管路施設を方針策定の対象施設とします。
(2)目標使用年数
水道施設には、法定耐用年数を超えても十分に使用できるものがあるため、県営水道独自に施設毎の目標使用年数を定め、更新していきます。
(3)必要施設能力
更新期間中の施設能力低下や突発事故等に対応するため、現在確保している必要施設能力を維持していきます。
(1)老朽化対策
(2)危機管理対策
(3)安全でおいしい水の安定供給と健全経営の確保
浄・給水場等については、令和5年度頃までに、老朽化した栗山浄水場の浄水機能をちば野菊の里浄水場に機能移転するとともに、栗山浄水場は、給水場として更新していきます。
管路施設についても、対象期間中において継続的に更新が必要となります。特に「ダクタイル鋳鉄管」に比べて管体強度、耐震性が低い「高級鋳鉄管」については、優先的に更新していきます。また、県営水道の基幹浄水場である柏井浄水場へ利根川から取水した水を送る木下~柏井導水管については、今後、整備に着手する予定です。
令和3年度から当面10年間の事業費については、約6,200億円※と試算しています。
※水道施設の更新・整備事業等に加え、維持・修繕費用も含みます。
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