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更新日:令和6(2024)年4月10日
ページ番号:15142
先に御紹介したように、サギ類は集団繁殖地(コロニー)を作って繁殖を行いますが、通常は、人間の住居近くを好んでコロニーを形成する訳ではありません。
しかし、昨今は里山などの樹林地においても宅地開発などが進み、営巣に適した場所が少なくなったためか、住宅に近接している樹林地などにコロニーが形成されることがあります。
その場合には、近隣住民に対し、以下のような生活被害をもたらす場合があります。
数十羽~数百羽が集中して繁殖し、一斉に子育てをしますので、エサをねだるヒナの声などがうるさく感じられることがあります。
また、コロニー内に夜行性のゴイサギがいる場合は、夜間でも鳴き声をたてることがあります。
たくさんの糞が地面に落ちますので、気温が高い時期や湿気の多い日などは悪臭を発することがあります。
また、親鳥はエサを吐き戻してヒナに与えますが、その際にこぼれたエサが腐り、悪臭の元になることがあります。
サギ類は飛びながら糞をする性質がありますので、周辺の住宅では落下した糞によって洗濯物や自動車などが汚れる場合があります。
規模の大きいコロニーでは、コロニー内の羽毛が周辺に飛散することがあり、人によっては不快に感じることがあります。
森林に作られたサギのコロニー
サギ類の被害に関しては、下記のページをご参照ください。
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