サル痘患者の発生について(令和4年8月10日)
発表日:令和4年8月10日
千葉県健康福祉部疾病対策課
海外から日本に入国された方で、発疹の症状を呈し、8月9日に県内の医療機関を受診した方について、千葉県衛生研究所において検体を検査した結果、8月10日にサル痘の陽性が判明しました。同日、県内医療機関から印旛保健所に発生届がありました。
なお、患者は現在、県内医療機関に入院中です。
県内においてサル痘患者が確認されたのは、初めてとなります。
感染者の概要
県民の皆様へ
- サル痘は、サル痘ウイルスによる急性発疹性疾患です。
主にアフリカ大陸に生息するリスなどのげっ歯類が自然宿主とされており、感染した動物に噛まれたり、感染した動物の血液、体液、皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されています。
主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者と近くで対面し、長時間の飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
これまでアフリカ大陸の流行地域(アフリカ大陸西部から中央部)で主に発生が確認されていましたが、令和4年5月以降海外渡航歴のないサル痘患者が欧米等を中心に世界各国で確認されています。
- 発熱、発疹等、体調に異常がある場合には身近な医療機関に相談するとともに、手指消毒等の基本的な感染対策を行ってください。
(参考)サル痘とは
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