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更新日:令和5(2023)年7月12日
ページ番号:519316
令和4年度に以下の機器設備を新規に導入・更新いたしました。
公益財団法人JKA の補助事業により、卓上型走査電子顕微鏡にEDS及びクールステージを搭載しました。
EDSは試料への電子線照射によって励起された特性X線を検出し、拡大観察中の領域に存在する元素の種類及びその組成比を定性的に分析することができます。また、試料台を冷却するクールステージを装着することで、含水試料や電子線照射に弱い試料も温度変化による画像の歪みを最小限に抑え、高倍率で観察することができます(冷却温度:-20℃から50℃)。
写真1 卓上型走査電子顕微鏡(元素分析機能付)の外観
写真2 EDS検出器
写真3 試料室
※この機器設備は公益財団法人JKAの競輪・オートレース売上金による補助事業により整備しました。
高速液体クロマトグラフィ(HPLC)の原理で、食品などの中のアミノ酸を分析します。たん白質を構成する20種類のアミノ酸に加え、γ-アミノ酪酸(GABA)、オルニチン、シトルリン(生体内にある機能性をもつアミノ酸)等、40成分以上を1回の試験で分析できるように、試料溶液導入~溶離液切替~ピーク検出までが全てプログラムされており、正確かつ簡便に濃度測定を行うことが可能です。
写真1 高速アミノ酸分析計の外観
公益財団法人JKA の補助事業により、精密万能試験機を導入しました。
この試験機は、金属材料等の強度試験(引張・圧縮・曲げ試験)を行うもので、負荷方式がACサーボモーター駆動で、最大荷重300キロニュートンまで対応しています。また、非接触式ビデオ伸び計を装備しており、リアルタイムで標点間の伸びを計測できます。
写真1 外観(向かって左が 精密万能試験機本体)
写真2 金属用3点曲げ治具(最大容量 100キロニュートン、支点間距離 最大500ミリメートル)
写真3 非接触式ビデオ伸び計(カメラ視野 120ミリメートル及び800ミリメートル ダブルカメラ方式)
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