ちばのふるさと料理 - 性学もち
うるち米を粉にしないで,米状のまましんこもちをつくる方法で,別名をつきぬきもちともいいます。
製粉にする手間や,保存のわずらわしさがなく,味の良さでも好評です。この方法は,江戸時代末期に大原幽学が伝えたとされ,香取,海匝地域を中心に広まり,伝承され続けています。
【材料】(10人分)
- うるち米-----------1.4キログラム
- 水-----------------適量
- あんのいろいろ(くずあん・きなこあん・ごまあん)
作り方
- 米は洗って水につけておきます。(夏3から4時間,冬1晩)
- 米の水気をよく切り,米は蒸し布で包んで,蒸気の上った蒸し器で10から15分間蒸します。
蒸した米を水にとり,手早く洗ってよく水気を切ります。
- 再び,蒸気のよく上がった蒸し器で20分位芯がぬけるまで蒸し,もちつき機で,なめらかになるまで30から40分位つきます。
- 一口位に丸めて,くずあん,きなこあん,ごまあんなどでいただきます。また,ぜんざい,フルーツ白玉風にしたり,お雑煮にしたり,いろいろな味で楽しむことができます。
一口メモ
米は充分水につけ,よく水切りをしてから蒸します。
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