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更新日:令和5(2023)年2月20日
ページ番号:9017
夏場、太陽や気温によって海水があたためられると表面の水と底の水が混ざりにくくなり、東京湾のような富栄養化したところでは有機物などに酸素が吸収され、酸素が極端に少ない水塊が東京湾中央部付近の海底に広がります。これを貧酸素水塊といいます。陸から海への強い風が吹くと、表面水が沖に運ばれて、それに変わって底層の貧酸素水塊が岸近くで湧き上がり「青潮」という現象になります。
富栄養化した東京湾では夏場を中心に植物プランクトンが大発生した状態(赤潮:実際はしょう油のような色)となります。通常は魚や貝などに被害がでませんが、時折出現する有害プランクトンの監視を続けています。
内湾の赤潮
スケレトネマ
ギムノディニウム
リゾソレニア
ノクチルカ
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