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更新日:令和6(2024)年1月31日
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県内の11ヶ所で漁師さんたちの手によって、およそ30日間、全長60mmになるまで育てられます。これを『中間育成』と言います。
種苗生産研究所では四角いコンクリートの水槽で飼われていましたが、中間育成では海の中に網をはったイケスで育てられます。
ふ化後99日目、全長74.0mm。
一人前のマダイの姿になりました。すでに『稚魚』と言うよりは、『幼魚』と呼んでいい時期に入っています。
計画では全長60mmで放流することになっていますが、実際の放流魚は70mmを超える場合がほとんどです。
「マダイをいつまでも、とり続けられますように。」そんな願いをこめて、漁師さんたちが大切に育てたマダイたちが、この夏も房総の海に元気に泳ぎ出していきました。
放流された直後のマダイ種苗です。
非常に元気に素早く泳ぎ回りますが、しばらくはどちらに向かって良いのか迷っているような感じで右往左往しています。
やがて、整然と沖の方へ向かって泳ぎ出します。
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