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更新日:令和6(2024)年1月31日
ページ番号:8986
ふ化後26日目、全長8.0mm。
尾ビレと臀ビレには条がだいぶできてきましたが、背ビレはまだです。尾ビレはまだ丸く、うちわの形をしています。共食いが見られはじめます。
この頃から配合飼料も与えます。
ふ化後31日目、全長11.3mm。
腹ビレの条の数が14本になり、すべてのヒレの条数が親と同じになりました。『稚魚期』に入ったところです。尾ビレは角ばって、真ん中がくびれ始めています。
ふ化後38日目、全長13.8mm。
体の高さがグンと増えて、一気にタイらしい体になってきました。体の表面には、黒い点(黒色素胞)が集まり、5本の横じまがあらわれます。
ふ化後50日目、全長20mmに達した稚魚たちは網ですくわれても、弱ったり死んだりしなくなります。
こうなると、水槽の中のすべての稚魚を網で集めて、別のいくつかの水槽に分けながら数を数えることができます。
これを『計数分槽』と呼んでいます。
選別器にかけて、全長の大小差を減らします。
ふ化後63日目、全長37.9mm。
平均全長が30mmになるまで種苗生産研究所で飼育された稚魚は、県内12カ所の漁業協同組合の網イケスへと出荷され、さらに60mmまで育てられます。
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